スマホで駐車場運営可能に!『オーナーモード』の全貌
2025年4月9日、駐車場予約アプリ「アキッパ」を運営するakippa株式会社が新機能『オーナーモード』を正式に発表しました。この『オーナーモード』により、今まで「駐車場を借りる場所」というイメージが強かった駐車場の運営が、スマホひとつで簡単に行えるようになります。これにより、空いたスペースがあれば、誰でも手軽に駐車場を貸し出すことが可能になります。
駐車場運営の新時代
アキッパは2014年のサービス開始以来、駐車場の情報登録や運営を代理で行う「代理掲載型」として展開してきました。しかし、これまでの仕組みには手続きの煩雑さがあり、オーナーとの複数回のコミュニケーションが必要で、1週間程度を要するケースも多く存在しました。この課題を受けて、アキッパでは誰でも簡単に駐車場を貸し借りできるマーケットプレイス型のプラットフォーム『オーナーモード』の開発を決定しました。
この新機能は、iOS版アプリでβ版をリリースし、1年間の開発を経て実現しました。既に現在、全国で常時5万件以上の駐車場が予約可能で、オーナー自身が簡単に駐車場をシェアできる仕組みが整いました。
自由な駐車場運営が可能に
『オーナーモード』では、アプリの操作のみで駐車場の登録から貸し出し、収益化までを完結できるのが最大の特徴です。具体的には、簡単な情報入力と本人確認を行えば最短24時間以内に運営を開始できます。従来の需要に加えて、例えば車を購入する前の短期間にスペースを貸し出すことができ、さらに多くの人々が駐車場を有効活用できる環境が整いました。
便利な機能が盛りだくさん
『オーナーモード』には、駐車場の運営をサポートするさまざまな機能が備わっています。予約管理はホーム画面でリアルタイムに確認でき、プッシュ通知で新着予約やキャンセルを受け取ることもできます。また、駐車場ごとにナンバープレートを表示する機能を搭載し、不正利用を防止します。
さらに、オーナーと利用者のコミュニケーションも強化され、アプリ内でメッセージのやりとりが可能です。クーポン機能もあり、初めて利用する方やリピーターには割引を提供できるため、利用継続を促進します。オーナーは売上や予約状況をグラフで可視化され、収益の最大化に向けたアドバイスも受けられます。
未来の期待
『オーナーモード』導入の背景には、駐車場を貸し出す敷居の低さを実現し、持続可能な移動社会の実現があるとアキッパは考えています。誰でも自由に駐車場運営ができる社会インフラを作り上げ、空きスペースをリアルタイムで可視化し、必要な場所に届けることを目指します。この新たな取り組みにより、駐車場を貸し出すことがより自然な選択肢となり、多くの人々による駐車場の利用促進が期待できます。
ますます多くの駐車場オーナーが『オーナーモード』を活用することで、駐車場のシェアリング文化が広がり、効率的で持続可能な移動環境が実現されることを、私たちは願っています。今後、機能の拡充も進め、さらに多くの人が便利に駐車場を利用できる社会を目指していくことでしょう。
アキッパの詳細
アキッパは、企業の駐車場未契約区画や個人宅の車庫・商業施設など、空いている場所を時間貸し駐車場として利用可能にするサービスを提供しています。全国どこでも手軽に駐車場を貸し出し、ドライバーはアプリから事前予約と決済を行えます。これまでに450万人を超える会員を抱え、その数は確実に増加しています。これからも、アキッパは多くの人々に便利で快適な駐車場サービスを提供し続けるでしょう。