読書の秋にぴったりのイベントが今年も開催されます。文藝春秋が主催する「2024 文春文庫 秋100ベストセレクション」が、9月4日から順次、書店店頭にて開催されます。
今年のイメージキャラクターには、俳優の高橋文哉さんが決定しました。高橋文哉さんは、映画『少年と犬』(2025年春全国ロードショー)で主人公の青年・中垣和正役を演じます。この映画は、文春文庫から出版されている馳星周さんの小説『少年と犬』を原作としており、今回のフェアでは映画とのコラボレーションが実現しました。
「この気持ち、離さない。」をテーマに、高橋文哉さんを起用したビジュアルが制作され、特設サイト、リーフレット、店頭用パネル、ポスター、文庫の帯などに展開されます。映画の世界観をイメージしたビジュアルは必見です。
高橋文哉さんは、今回のコラボレーションについて、「『少年と犬』は僕にとってとても学びのある作品であり、和正を演じられたことが僕にとって宝物の1つです。文春文庫さんと映画『少年と犬』を盛り上げられること嬉しく思います。」とコメントしています。
映画『少年と犬』は、飼い主を亡くし、岩手県釜石から彷徨ってきた犬“多聞”が、南の方角を目指して日本を横断する旅路で出会った人々との心の交流を描いた感動物語です。映画では、原作の複数のエピソードにオリジナル要素が加えられ、高橋文哉さんと西野七瀬さんが、それぞれ青年・和正と女性・美羽を演じます。
原作者の馳星周さんは、「犬は人の言葉に耳を傾け、寄り添ってくれるのだ。犬に語りかけることで心を救われた者がどれほどいることだろう。犬は無条件の愛の手本として、神様が人間に遣わしてくれた生き物だと心から信じている。この映画を通じて多くの人がそのことに共感してくれることを切に願う。」とコメントしています。
文春文庫 秋100ベストセレクションでは、映画『少年と犬』以外にも、様々なジャンルの書籍が取り揃えられています。読書の秋に、ぜひ書店に足を運んでみてください。