北海道誕生のアートオブジェ「コソンコクス」が大いなる挑戦を始める！

アートオブジェ「コソンコクス」の登場

2022年10月21日にデビューを果たしたアートオブジェブランド「COSONCO QS（コソンコクス）」が、国内マーケットに新たな風を吹き込んでいます。このブランドは、北海道の旭川と砂川を拠点に、カンディハウスとソメスサドルという二つの優れた企業により立ち上げられました。コソンコクスでは、日々の生活の中で豊かな感情を呼び起こすアイテムを創出し、同時に環境への配慮も忘れません。

持続可能な素材とデザイン

コソンコクスが特異な点は、製造過程で生じる端材を積極的に再利用し、それをアートオブジェとして生み出す点です。この考え方は、単なるアップサイクルにとどまらず、素材の本質を引き出し、ユニークで価値のある製品を提供することを目指しています。倉本仁デザイナーは、製造時に発生する端材が持つ高い品質に気づき、それを生かした「Functional Toy」というアプローチを提案。デザインにかける情熱が感じられます。

一点ものの魅力

このブランドの特徴は、各製品がその時々に手に入る端材のみを使って制作されるため、ひとつとして同じものが存在しないことです。これにより在庫を抱えることもせず、公式サイトでのみ販売が行われています。一点ものの特別感があり、購入者それぞれにとってかけがえのないアイテムとなることでしょう。

多彩なアイテムたち

現在、コソンコクスの公式サイトでは25種類のアートオブジェが展開されています。ラインアップには、木のぬくもりを感じさせるおもちゃや、美しい皮革を使用した小物まで、豊富に揃っています。どれもが倉本デザイナーの手によって、独自の視点で形作られた作品です。

ブランドの理念

「COSONCO QS」という名前には、アイヌ語で「遠く離れた土地とのコミュニケーション」を意味する言葉が由来しています。この名前には、ものづくりを通じて互いに認め合うことや、豊かさを共感することで生まれる素晴らしい物語が込められています。それは、単なる商業的価値の追求ではなく、アートとしての価値を市場に届けるという強いメッセージでもあります。

現在開催中のファーストエキシビション

コソンコクスのブランドデビューを記念したファーストエキシビションが、2022年10月21日から30日まで東京・表参道のpolygon青山にて開催されています。この機会に、実際の製品を手に取り、その魅力を余すところなく体感できる絶好のチャンスです。

未来に向けて

コソンコクスは、持続可能な素材を用いた製品作りを通じて、未来の価値観を提案しています。環境に優しく、かつアートとしての美しさを兼ね備えたこれらのアイテムは、今後、私たちの生活に新たなインスピレーションを与えていくことでしょう。新たなデザインの波が、北海道から日本中、さらには世界へと広がる期待が寄せられています。