ガールズ音楽ユニットSuupeas、初ワンマンライブで新たな伝説を刻む

Suupeas初ワンマンライブ「SING寝具SING ～スヤァ伝説の始まり～」レポート

2024年、「睡眠の日」にデビューを果たしたお昼寝系音楽ユニット「Suupeas」が、6月8日（日）に東京・渋谷WWWにて初ワンマンライブを行いました。本記事では、その模様を詳しくお伝えします。

「Suupeas」は、TikTokで人気のひなぷ（武田雛歩）と、謎多き美少女はるぽんから成るユニットで、彼女たちのテーマは“お昼寝系”。この新しいコンセプトがファンたちの心をつかむ要因となっています。

ワンマンライブの舞台、渋谷WWWには多くのファンが駆けつけました。開演が迫る中、期待と興奮が高まる中で、暗転とともにペンライトが場内を彩ります。目覚まし時計のベルが鳴り響き、パジャマ姿の2人が登場！お昼寝系の世界観を表現しながら、パフォーマンスがスタートしました。

オープニング曲「いんとろだくしょん＜OHAYHOU＞」が流れる中、彼女たちは2ndデジタルシングル「℃りぃむ℃ore」を披露。客席からの盛り上がりも最高潮に達し、初めてのワンマンライブにふさわしい熱気に包まれました。

ひなぷはファンに挨拶し、「今日は伝説の1日にしようね！」と呼びかけ、続けて3rdシングル「あともうちょっとだけねんねさせて！」へ。社会人の心情を歌ったこの楽曲に合わせ、彼女たちの可愛らしいダンスが会場をさらに盛り上げました。

また、ひなぷはSuupeas誕生の秘話も語ります。彼女たちのアイデアの原点となったのは、ピクニックで見かけた眠っている人々の幸せそうな姿。それを見て「お昼寝って良いね！」という思いから、ユニット名も決まったことを説明しました。さらに、彼女がこのユニット名を考案したことも話し、はるぽんが「私が生みの親です！」と自信満々に会場を和ませました。

続くパフォーマンスでは、今回のライブのために練習を重ねたはるぽんによるDJ TIMEが展開されます。「初めまして、DJはるぽんです！」の言葉で始まったこのセクションは、彼女の真剣な表情から始まった面白い瞬間も含め、ボカロやJ-POPの楽曲がフロアを揺らしました。

特に印象的だったのは、ひなぷが中学生時代にカバーしたSupercellの「君の知らない物語」。感情を込めて歌い上げる彼女の姿には多くのファンが聞き入っていました。

ライブ後半に差し掛かると、会場はますます盛り上がりを見せました。「アイム・ノット・プリンセス」と「ナイトメラ」のパフォーマンスでは、観客も一緒に体を揺らして楽しむ様子が印象的です。

ワンマンライブが終わる頃、ひなぷは「こんな短い時間でワンマンライブをできたことに感謝」、はるぽんも感謝の言葉を贈りました。これからの活動に期待が高まる中、ファンへのサプライズとして、August 10日には愛媛での初凱旋ライブが決定したことも報告され、大きな歓声が広がりました。

ラストパフォーマンスの「しーぴんすりーぴん」、その後に「おやすみぃ～！」とのメッセージでライブを締めくくりました。「Suupeas」はお昼寝のような絶対的幸福感を届け、ファンとの特別な一夜を作り上げたのでした。

これからの活動が楽しみな「Suupeas」。今後の新曲リリースや凱旋ライブも要チェックです！