駿台、合格者数公表終了
2025-08-01 12:10:45

駿台予備学校、合格者数の公表を2026年度以降終了

駿台予備学校、合格者数の公表終了へ



2025年8月1日、駿台予備学校は2026年度以降、これまで行っていた各大学合格者数の公表を終了することを発表しました。この決定には、近年の受験環境の変化と多様化した学習ニーズが大きく影響しています。

合格者数の公表の意味


合格者数は、予備校や塾にとっては「信頼」や「実績」の象徴として位置付けられてきました。受験生やその保護者にとっては、合格者数が教育機関の選定基準の一つとなっていました。しかし、受験生が複数の学習機関やオンライン教材を併用することが一般化している現在において、単一の教育機関の合格者数が果たして意味を持つのか、という疑問が生じています。

例えば、2025年度の東京大学一般選抜前期日程では、合格者数が2,997名でしたが、主要な予備校の合格者数をすべて合計すると定員を大きく上回る結果に。これは合格者数の信頼性やその意味自体が薄れてしまっていることを示しています。

受験生の進路選択の変化


また、受験生の進学に対する考え方も変わっています。特に、海外大学への進学や特定の教授・研究室への志望が増え、進学ニーズが多様化・個別化してきました。もはや「大学に合格すること」がゴールではなく、そこで「何を学ぶか、どう未来に結びつけるか」といった視点が重要になっています。

駿台予備学校は、これに応えるべく「DIVERSITY of STUDY」を掲げ、個々の志望や学習スタイルに合った「究極の個別最適学習」を展開しています。従来の最難関大学を目指す受験生だけにとどまらず、すべての生徒が「自分らしい目標」に向けて進む環境を整えることが、これからの教育機関に求められています。

未来の教育機関としての役割


現在、受験の多様化が進み、各生徒の「第一志望合格」や「納得のいく進路実現」といった本質的な成果が重視されています。そのため、駿台では生徒一人ひとりが学ぶ喜びを感じながら、達成感を掴み、大学や社会へと進む支援を行うことを目指しています。

また、駿台予備学校は離島を含む全国の学校や自治体への教育サービス提供に取り組んでおり、 geographical制約を超えてすべての生徒に寄り添う取り組みを強化しています。今後も、すべての生徒の未来を支える教育機関であることを目指し続けていきます。

学校法人駿河台学園の概要


名称: 学校法人駿河台学園
代表者: 理事長 山﨑良子
所在地: 東京都千代田区神田駿河台2-12
創立: 1918年
主な事業内容: 進学指導教育、実務専門教育、高校・大学サポート事業、出版事業、IT教育事業(関連グループ含む)

本件に関するお問い合わせは、駿台学園コーポレートPR部(担当:中村)にご連絡ください。
TEL: 03-5259-3231
FAX: 03-5259-3057
E-mail: [email protected]


画像1

会社情報

会社名
学校法人駿河台学園
住所
東京都千代田区神田駿河台2-12                 
電話番号

トピックス(受験・塾・進路・教育)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。