インドネシア市場での英語教育を変えるfondiの取り組み
世界で200万人以上が利用する日本製の英会話メタバースアプリ『fondi(フォンディ)』が、インドネシアに進出し、新たな英語研修プログラムを展開しました。運営会社である株式会社fondiは、東京都渋谷区に本社を構え、この新サービスを通じてインドネシア市場への影響を広げようとしています。
研修プログラムの背景
インドネシアは、多くの外国企業が進出した結果、英語を使用するビジネス環境が整っています。特に日本企業が2,000社以上進出していることから、現地で英語を話せることは昇進や昇給において非常に重要な要素となっています。 それに対して、国の英語能力は113か国中79位という低水準であり、実務で英語を使える人材の確保は難しい状況です。
これに対処する形で、fondiは導入コストを低く抑えつつ、24時間いつでも受講可能な研修を提供していることで注目されています。企業向けのプログラムとして、実務に即したトレーニングを行うことで、社員が効果的に英語を学び、実践することが期待されています。
研修プログラムの内容
この英語研修プログラムは、「Confidence Driven Learning(自信ドリブンな学習)」という独自の学習手法に基づいています。これは、受講者が英会話に挑戦する際の心理的障害を取り除き、小さな成功体験を積むことで自信を育む仕組みです。研修には主に二つのコンテンツが含まれています。
1. Buddyセッション
受講者一人ひとりに英会話の専属パートナーである「Buddy」がつき、そのサポートのもとで英語を学びます。Buddyは、数多くの初心者ユーザーをサポートしてきたプロフェッショナルで、信頼関係を築くことで安心して英会話に取り組むことができます。
2. AIロールプレイング
受講者がBuddyセッションで自信を深めた後は、AIを相手にした実務シーンを想定した英会話トレーニングに移行します。このトレーニングにより、高度な実践的スキルを身につけることが可能です。AIとの対話形式であれば、いつでも気軽にトレーニングができ、点数化されたスキル評価を受けることで、今後の学習に活かせます。
fondiの特徴
fondiは、スマートフォン1台で英会話の実践ができるうえ、顔出し不要の3Dアバターを利用するため、恥ずかしさを感じずに英語を学ぶことができます。また、海外ユーザー比率が98%を超えており、国際的な情報交換の場を提供しています。2023年には4.2億円の資金調達を達成し、その成長性も伺えます。
企業の紹介
今回の英語研修プログラムが導入されたのは、インドネシアのP2Pレンディングプラットフォーム「Asetku」。 Asetkuは金融サービスの拡大を追求しており、fondiのプログラム導入によって、社員の英語力向上を図る狙いがあります。
今後、fondiはさらに多くの企業や組織へのサービス提供を実施していく予定です。英語研修を検討中の企業は、是非この機会にfondiのプログラムを注目してください。