新たな再生可能エネルギーの地産地消を目指す「T's garden 稲城」の取り組み

「T's garden 稲城」新サービスの開始

東京都稲城市にある賃貸マンション「T's garden 稲城」では、新たに太陽光発電を利用した電力供給サービスがスタートしました。この取り組みは、トーセイ株式会社の子会社であるトーセイ・アセット・アドバイザーズが管理する物件で、再生可能エネルギーの地産地消を実現することを目指しています。

余剰電力を利用した環境価値の創出

このサービスでは、太陽光パネルによって発電された電気がマンションの共用部分に供給され、余剰電力は環境価値として非化石証書化されます。この証書を基にして、住戸に供給される電力がCO2フリーであることが保障されるのです。つまり、住民は自動的に再生可能エネルギーを享受できる仕組みが整いました。

このようにして、住戸で使われる電力も「T's garden 稲城」で発電されたもので賄われ、物件内での再エネ価値の地産地消が実現されています。これは、単なる電力供給の枠を越えた新たなエコシステムの構築を意味します。

今後の展望

「T's garden 稲城」では、今後さらに太陽光発電パネルを増設し、発電量を拡大していく計画です。これにより、バランシンググループと呼ばれる他の物件への供給も行い、再生可能エネルギーの普及を進めていく予定です。この取り組みは、企業のGRESB評価向上に寄与するだけでなく、社会、経済、環境課題の解決にもつながることが期待されているのです。

株式会社イーネットワークシステムズについて

この新サービスを支えるのは、株式会社イーネットワークシステムズ（ENS）。ENSは、電気と都市ガスの小売業を行っており、OEMプラットフォームを通じて、低コストでの事業参入を可能にしています。

付属する三ッ輪ホールディングスは、85年以上の歴史を持つ老舗企業であり、広大な顧客基盤を持っています。ENSは、さらなる技術革新を通じて、持続可能なエネルギー社会の実現を目指しています。