株式会社yutoriが、自社で新しいファッションブランド『Yorkshin』を発表しました。このブランドは、会社のCEOでありクリエイティブディレクターの片石貴展氏が、自身の過去の体験を基にしたデザインを展開します。2000年代初めのファッションカルチャーを現代の視点で表現した、フーディーやパンツ、ビーニーの計3種類のアイテムが、2024年11月8日(金)21時より販売開始される予定です。
片石氏は、当時のダイナミズムと独特の美学を「退廃の中に美しさを見出す」と表現しており、彼の言葉にあるように、当時のギャル男カルチャーが持つエネルギーを 『Yorkshin』で再現しています。彼は、成長した今、時代の移り変わりや人々の心理的な変化を考慮しながら、新しい価値観を表現することを目指しています。
これらのアイテムはそれぞれ個性的なデザインが施されており、下記のように詳細が発表されています。
- カラー:ブラック
- サイズ:S、M、L
- 価格:¥15,900(税込)
- カラー:ブラック、グレー
- サイズ:M、L
- 価格:¥17,900(税込)
- カラー:ブラック
- サイズ:F
- 価格:¥6,900(税込)
また、第一弾モデルには急成長中の俳優、窪塚愛流が起用されています。彼は、ビジュアルだけでなく、ストリート文化に根差した芸術性を持っており、ファッションと演技の両面で注目を集めています。
片石氏は、現代の状況における人々の怒りや苦しみが、ストリートファッションの流行を生む背景にあると語ります。コロナ禍によって人々の生活が厳しくなる中、「武装的な感覚」を求める流れが様々な形で顕在化しました。しかし、その流れも少しずつ落ち着きつつあり、今は一筋の希望を見出す時期だとも感じるようです。
彼は「絶望と希望、闇と光、破壊と再生」という対立する概念の中に美しさを見出すことが重要だと述べ、そのテーマを基に『Yorkshin』のアイデンティティを築いていこうとしています。
株式会社yutoriとしても、過去にさまざまなストリートブランドを展開しており、特に若者の心を掴む人気ブランドが目白押しです。この会社は、2018年に設立された後、古着コミュニティ『古着女子』の形成やアパレルD2Cブランドの立ち上げを経て、2020年にはZOZOグループに参加しました。そして、2023年には東京証券取引所グロース市場へ上場し、アパレル企業の中で最短・最年少の上場(IPO)記録を樹立しました。
yutoriは「TURN STRANGER TO STRONGER」というスローガンを掲げ、さらに成長を続け、アジア最大のストリートカンパニーを目指しています。今後の『Yorkshin』の展開に期待が高まる中、彼らの発信する新しいストリートファッションの価値観に注目が集まります。
詳細情報や販売に関するアナウンスは、Yorkshinの公式Instagramアカウント(https://www.instagram.com/yorkshin_tokyo/)で随時告知されますので、ぜひチェックしてみてください。