フォーバルとアベヤス、いわぎんリサーチと業務提携で地域経済を支援

フォーバルとアベヤス、いわぎんリサーチと業務提携

株式会社フォーバル（東京・渋谷）は、グループ会社の株式会社アベヤス（岩手・北上）と地域の経営支援を目的に、いわぎんリサーチ＆コンサルティング株式会社（岩手・盛岡）との業務提携を発表しました。これにより、地域の中小企業が直面する経営課題に対する包括的な支援が期待されます。

提携の背景と目的

現在、中小企業を取り巻く経営環境は、デジタル化の進行や市場構造の変化により大きく変わろうとしています。持続的成長を目指す企業には、DX（デジタルトランスフォーメーション）、事業承継、人材確保、資金調達といったさまざまな課題に取り組むことが必要となっています。特に、後継者不在や新しい成長戦略の必要性からM&Aの支援ニーズが高まっています。

このような状況を受けて、フォーバルはアベヤスと連携し、いわぎんR&Cとの提携を結ぶことに至りました。認識したニーズに基づき、これまでの専門性と地域密着型のノウハウを活用し、三者がそれぞれの強みを発揮する形で、地域企業の経営課題に多様なアプローチで対応していく計画です。

提携の具体的な内容

具体的には、M&A、事業承継、人材紹介、補助金申請などの支援分野で、三社は連携しながら互いに顧客を紹介し合い、各社の専門サービスを地域企業に提供していくことを目指します。この協力体制のもと、地域企業の成長を支え、持続可能な経営を促進していく見込みです。提携業務を通じて、三社は地域経済の活性化と企業価値の向上に寄与する意向を示しています。

各社の代表者コメント

いわぎんR&Cの代表取締役である佐々木泰司氏は、「岩手県の中小企業が抱えるデジタル化や事業承継、成長戦略の課題に対して、フォーバル、アベヤスと連携し解決策を提供することで地域経済の活性化と持続的成長を支援していきたい」と述べました。

また、フォーバル北海道・東北カンパニーの長齋藤勲氏は、「いわぎんR&Cとの提携を契機に、地域の中小企業が抱える経営課題に対し共に取り組み、効果的な支援を展開していく覚悟です。今後も協力関係を強化し、地域社会に貢献していくつもりです」と強調しています。