Axis Communications創立40周年に向けた歩みと未来への展望
8月1日、スウェーデンのルンドに本社を構えるAxis Communicationsが設立40周年を迎えました。この節目の年に、Axisはこれまでの歩みを振り返り、さらに未来に向けた持続可能な取り組みを強化しています。
Axisは1984年に創立されて以来、アナログからデジタル監視への移行をリードし、ビデオ監視業界に数々の革命をもたらしました。特に、世界初のネットワークカメラを導入したことは、業界の新たな基準を打ち立て、多くの企業や公共機関において安全保障の手法を根本から変えるきっかけとなりました。
技術革新の先駆者
2023年には、150を超える新製品を発表し、顧客にスマートで効率的なソリューションを提供しています。これにより、Axisは業界における技術革新の最前線を維持し続けています。最近では、IDC MarketScapeの2023年版でリーダーに選出され、特にその広範なカメラ製品ラインと高度な分析エンジンのサポートが評価されました。
サイバーセキュリティと研究開発
Axisはまた、サイバーセキュリティの重要性を認識し、製品設計において最高レベルのセキュリティを確保することに注力しています。会社全体の3分の1以上がエンジニアで構成されており、収益の15%以上を研究開発に再投資しています。これにより、顧客のニーズに応える革新的なソリューションの開発を推進しています。
環境への取り組み
40周年を契機に発表された「Axisサステナビリティレポート2023」は、事業のあらゆる側面が環境に与える影響を軽減するための継続的な努力を表しています。同社は科学に基づく温室効果ガス排出削減の目標を設定し、2030年までに44%の削減を目指しています。また、サプライチェーン全体の持続可能性向上に向けた具体的な取り組みも実施されています。
レポートには、再生可能資源を用いた製品開発や、環境教育の徹底といった具体的な成果が含まれています。特に、Axis製品のエネルギー効率を高める機能の向上や、社員に対する持続可能性研修の実施がその一例です。特に、腐敗防止に向けた意識向上を図り、研修完了率は90%以上を達成しています。
社会への貢献と誇り
Axisジャパンのカントリーディレクターである寺田大輔氏は「71社のパートナー様と共に、日本におけるビデオ監視業界の発展と、安全で持続可能な未来に貢献することに大きな誇りを感じています」と語ります。
このように、Axisは過去40年間の歩みを踏まえつつ、持続可能で安全な社会の実現に向けた新たなシーズをまいています。
今後もAxis Communicationsの取り組みから目が離せません。詳しくは、公式ウェブサイトをご覧ください。
【参考資料】