大阪・関西万博での特別協賛について
ミネベアミツミ株式会社(本社:長野県)は、2025年に大阪夢洲で開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、特別協賛を行うことを発表しました。この博覧会は2025年4月13日の開幕から10月13日までの間に行われ、参加企業や団体が未来のビジョンを提示する場となります。ミネベアミツミは、株式会社パソナグループのパビリオン「PASONA NATUREVERSE」に協力し、特に「未来の眠り」というテーマに焦点を当てた展示を行います。
「PASONA NATUREVERSE」の概要
パソナグループが手掛けるこの民間パビリオンでは、「いのち、ありがとう。」というメッセージを基に、健康やこころの豊かさをテーマにした多様な展示が行われます。ミネベアミツミは、オフィシャルパートナーとして「からだゾーン」に位置する「未来の眠り」エリアに、特許技術を駆使した「ベッドセンサーシステム」を利用したコンセプトベッドの展示を計画しています。
ミネベアミツミの「ベッドセンサーシステム」
このセンサーシステムは、ベッドの脚の下に取り付けるだけで、身体情報を非接触・非侵襲で測定することが可能です。そのため、利用者は特別な器具を装着することなく、リアルタイムで自らの体動やバイタル情報を知ることができます。このシステムは、既存のベッドにも簡単に設置でき、利用者に負担をかけずに身体の状態を安定的に把握する手段を提供します。さらに、体重や動きに基づいてさまざまな自動調整機能を持つコンセプトベッドが、質の高い睡眠と快適な目覚めをサポートします。
スマート照明「SALIOT」の活用
また、ミネベアミツミは同パビリオンの中で、LEDスマート照明「SALIOT」を活用します。この照明は、色温度や照射角度を自在に調整できるため、さまざまな空間の雰囲気作りに貢献します。これにより、より効果的なリラクゼーション環境が整えられ、訪れる人々に「未来の眠り」を提案します。
持続可能な社会への貢献
ミネベアミツミは「より良き品を、より早く、より多く、より安く、より賢くつくる」という理念のもと、社会の持続可能性を追求しています。今回の特別協賛は、同社の先進技術を用いて「未来の眠り」を実現し、より豊かで地球に優しい社会の実現に寄与するものです。ミネベアミツミは、新たな価値創造に邁進し、さまざまな産業の成長を支援していく所存です。
パビリオンの詳細
概要
- - 名称: PASONA NATUREVERSE
- - 会期: 2025年4月13日(日)~10月13日(月)
- - 主なテーマ:
1. からだ:最新の医療・食を通じて健康な身体を作る。
2. こころ:思いやりの精神を元に、自分の未来を考える社会を創る。
3. きずな:働きやすい環境づくりを支援する。
最後に
パソナグループの代表である南部靖之氏は、ミネベアミツミとの連携について以下のようにコメントしています。「現代における健康づくりには良質な睡眠が不可欠です。ミネベアミツミのセンシング技術を用いて、快適な眠りを実現する提案は、Well-beingな社会に向けた意義深い取り組みです。」この発表を受けて、両社は地域社会や国際社会に向けて新たなビジョンを提案し続けることでしょう。