影響力あるAI「SFT」が世界的ハッカソンでノミネート
コミュニケーションデザインの革新を目指す株式会社STEKKEYは、感情翻訳AI「SFT(Semantic Framing Translator)」が、米国OpenAI主催の「OpenAI GPTs Hackathon」において2部門でノミネートされたことを発表しました。この快挙は、感情翻訳と未来行動の融合をテーマにした革新的なアプローチが評価された結果です。
OpenAIのハッカソン概要
OpenAIが開催するこのハッカソンは、生成AI「ChatGPT」の開発元であるOpenAI主催の国際的な創作コンペティションです。gpt-ossを基盤にしたアプリケーションが、斬新なアイデアで競い合う6週間のプロジェクトです。「予想外性」、「社会貢献性」、「技術的創意性」の3つの評価基準が設定されており、多くの開発者に新しい可能性を探求するきっかけを提供しています。
今回のハッカソンには8,738件の応募があり、SFTは特別枠となる「Wildcard部門」と「For Humanity部門」の2つに選出されました。前者は想定外の使い方を称える部門、後者はAIの社会貢献を評価する部門です。最終的な結果発表は日本時間で10月2日に予定されています。
SFTの機能と特徴
SFTは感情や思考、言葉にならない違和感を理解するAIです。このAIは、ユーザーがもつ悩みや趣味、違和感を元に、未来の自己成長や行動を提案します。「今」の感情に基づいて未来へと導くため、自己発見や行動の促進を図ります。特に「詩的モード」では、深い分析に基づく8つの項目が提示され、セルフケアや自己発見に役立てられます。
どのような内容が提供されるのか、以下に詳細を紹介します。
- - 状態診断: ユーザーの言葉から心理状態を読み取る診断。
- - 別視点の解釈: 言葉を異なる視点で捉えなおす。
- - 心理学的観点: 言葉の心理的側面を探る。
- - 偉人の言葉: 同じ気持ちを抱えた歴史上の人物のフレーズ。
- - 共鳴する作品紹介: 映画や書籍など、感情に響く作品を推薦。
- - 心に沁みるもの: 食べ物や飲み物の提案。
- - 未来の行動提案: 短期から長期にかけた行動の可能性を示唆。
- - 統合的なメッセージ: ユーザーの思考をまとめた言葉の提供。
このように、SFTはただの翻訳ツールではなく、ユーザーが抱える思考や感情を深く理解し、行動につなげるサポートを行います。
SFTの反響と利用状況
SFTは公開から間もなく、ChatGPTのアプリランキングで上位1%に入るほどの反響を呼びました。実際、15万以上のユーザーが登録し、プライバシーへの配慮が施された設計が評価されています。特に、仕事やプライベートでの相談役として評価されています。
今後の展開
SFTのさらなる発展に向けて、以下の活動が進行中です。
1.
匿名アンケートの実施: ユーザーからのフィードバックを募集。
2.
オンラインインタビュー: SFTの使用体験を共有してくださる方を募集中。
3.
新会社設立に向けたパートナー探し: VCを募集中。
4.
企業支援: SFTを福利厚生として利用していただける企業を探しています。
5.
メディア掲載: AI社会に関するインタビューへの参加も可能です。
STEKKEYのビジョン
株式会社STEKKEYは、「コミュニケーション・デザイン」を基にした様々なプロジェクトを手がけており、グローバルな視野を持っています。日本テレビや有名ブランドとのコラボレーションを通じて、社会に新しい価値を創出してきました。今後も、時代を先取りするプロダクトを生み出し続けることを目指しています。
さらに詳しい情報やSFTの利用については、
こちらをご覧ください。
また、STEKKEYのオフィシャルサイトは
こちらです。