株式会社LIFEMが運営する法人向けのフェムテックサービス『ルナルナ オフィス』が、働く女性を中心とした健康課題の理解を深めるための「基礎知識セミナー動画」の単体販売を2月3日より開始します。このサービスは、月経、妊活、更年期、男性更年期など、働く世代が直面するライフステージごとの健康課題について、専門医が詳しく解説した内容が盛り込まれています。
この動画は、国籍や性別を問わず全従業員が視聴できるよう、日本語と英語の字幕がついており、企業全体のヘルスリテラシーを向上させるための素晴らしい教材としての役割を果たします。地方の企業や多国籍な職場環境を持つ企業には特に有用尚且つ、包括的です。他国の従業員にも理解できるようなビデオ教材の提供は、時代のニーズに応える重要な取り組みとなるでしょう。
『ルナルナ オフィス』は、2021年にスタートしました。このサービスでは、企業における健康課題を解決するために、従業員向けのセミナーを開催したり、動画を提供したりするだけでなく、医療機関と連携したオンライン診療サービスも用意しています。これによって、従業員が直面している健康上の問題を解消し、より良い職場環境を作り出すことが期待されています。昨今、多様な人材を活かすためにDE&Iや健康経営を推進する企業が増えてきている中で、ルナルナの提供するサービスはその一助として位置付けられています。
しかし、企業内で健康課題に対する知識が不足し、また先入観が障害となることもあります。そこで、企業はまずその基礎知識の充実から取り組みたいと考える声が多く、そういったニーズに応じてこの「基礎知識セミナー動画」の販売が決定されました。これにより、全従業員が健康課題に対する理解を深め、コミュニケーションを活発にする土台を築くことが期待されます。
日本における外国人労働者の数は、2023年10月末時点で205万人を超えています。このため、健康課題に関する情報は、外国籍の従業員を含む多様な背景を持つ人々に対しても配慮したものでなければなりません。実際、企業からは「耳が不自由な従業員や、外国籍の従業員にも理解できる内容にしてほしい」というリクエストも寄せられています。このようなニーズに応えるために、動画は日本語と英語の字幕を同時に提供されることになりました。
当社はこれからも、男女問わず誰もが活躍できる環境作りを推進し、「誰もが働きやすい社会の実現」に向けて努力していきます。健康課題に関する基礎知識セミナー動画の提供によって、職場での健康への理解が深まり、全体のヘルスリテラシーが向上することを目指します。今後の展開に注目です。