令和6年能登半島地震 復興支援プロジェクトが始動
令和6年1月1日に発生した能登半島地震に見舞われた方々に対し、心からのお見舞いを申し上げます。この大災害を受けて、日本フットサルトップリーグが新たに立ち上げた復興支援活動が、ヴィンセドール白山とアビームコンサルティングの協力のもと始まりました。
プロジェクトの背景
日本フットサルトップリーグは、東京都文京区に本拠地を置き、フットサルの振興に努めている組織です。今回のプロジェクトでは、石川県白山市をホームとするヴィンセドール白山と、東京都中央区に本社を持つアビームコンサルティングとの3者共同での復興活動が行われます。
地震発生当初は、ヴィンセドール白山の本拠地である松任総合運動公園体育館でのFリーグの開催が危ぶまれました。しかし、リーグ全体での集中的な対策や、無観客試合の実施などで、柔軟に対応を進めてきました。さらに、地元の方々からは、未だ復興の支援が行き届いていないという声も寄せられています。
地域貢献のための新たなアクション
このような状況を受けて、Fリーグとアビームコンサルティングは、「ABeam AWARD 2024-2025」を通じて、観客動員数を20万人目指す施策において、今回のプロジェクトに参加していないことも重要な決定です。これは集客に依存しない地域貢献を重視した結果であり、スポーツを通じて地元のファンやサポーターに希望をもたらすことを目指しています。
プロジェクトの具体的な取り組み
このプロジェクトのキックオフが、松任総合運動公園体育館でのホームゲーム再開(7月28日)に伴って行われます。これを機に、地域の活性化や復興支援をスポーツを通じて実施していくことを目指します。継続的に避難所としての運用が続いている体育館は、地域の中心的な存在となっています。
日本フットサルトップリーグの松井大輔理事長は、就任会見で発表した「プティ・ダ・プティ(少しずつの意)」というミッションの一環として、特に「ソーシャルグッド」の活動に重点を置いていくことを示しています。今後は、参加団体や参画者を募りながら具体的な活動内容を発表していく予定です。
義援金募金活動の実績
すでに、令和6年能登半島地震にかかる義援金募金活動も行われ、Fリーグの試合会場にて231,221円の寄付が集まりました。この金額は、2024年3月28日にヴィンセドール白山を通じて被害を受けた自治体に全額寄付されました。
地元の皆様、全国のフットサルファンやサポーターの皆様におかれましては、今後の活動にぜひご支援とご協力をいただければ幸いです。私たちの地域とスポーツ界の絆を一層深めていきましょう。
このように、スポーツを通じた復興支援の意義を再認識し、地域が一つになって立ち上がるための大切な一歩として、このプロジェクトが成功を収めることを願っています。