株式会社ゼロワン、シンガポールでのSWITCH 2025出展を発表

概要

株式会社ゼロワン（以下、ゼロワン）は、シンガポールで2025年10月29日から31日まで開催される「Singapore Week of Innovation & Technology 2025」（通称SWITCH 2025）に出展することを発表しました。このイベントは、東南アジア最大規模のイノベーション展示会であり、スタートアップ企業にとって貴重な機会となります。

出展の背景

ゼロワンは、デジタルツイン技術を駆使した空間モニタリングソリューションを提供しています。同社の本社は静岡県浜松市に位置し、地域の技術力を世界に広めるために、この展示会に参加することを決めました。ジェトロ名古屋の主導で、Central Japanブースとして出展する企業は、厳正な審査を経て採択された8社です。ゼロワンはその中の一つとして選ばれ、地域の魅力と技術をグローバルにアピールします。

「ZEKOO」システムの紹介

ゼロワンがSWITCH 2025で披露する主な製品は、デジタルツインとIoT技術を結びつけた空間モニタリングシステム「ZEKOO」です。特許出願中のこのシステムは、製造現場の生産設備や人、AGV（無人搬送車）の位置情報、さらには温湿度などの環境データをデジタルツインにリアルタイムで統合します。
この技術により、業務の効率化だけでなく、安全管理の面でも大きな支援を行います。ゼロワンは、シンガポールをハブとして、東南アジア市場における本格的な展開を目指しています。

SWITCH 2025について

SWITCH 2025は、リーダーや起業家、投資家など、多様なステークホルダーが一堂に会するイベントです。今年の会期は2025年10月29日から31日まで、マリーナ・ベイ・サンズのエキスポ＆コンベンションセンターで開催されます。ここでは、スタートアップが提供する革新的なソリューションを広く紹介し、参加者間でのネットワーキング機会が提供されます。

株式会社ゼロワンの取り組み

ゼロワンは、J-Startup Centralに認定された企業であり、デジタルツインとIoTを組み合わせたソリューションに特化しています。%E2%80%9Cデジタルツインが未来を目指す%E2%80%9Dという理念のもと、製造業向けのデジタルツインIoTソリューション「ZEKOO」や、感染症リスクを可視化する「no-miz」など、多様な事業展開を行っています。この取り組みにより、リアルな空間で発生する問題の解決を目指しています。