新しい時代のコミュニケーションを模索する「モヤりのち晴れ展」
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が展開するプロミスが、今春に実施する「プロミスエール!プロジェクト」第2弾として、2024年6月12日から15日まで渋谷のZeroBaseで「モヤりのち晴れ展」を開催します。このイベントは、特にZ世代の若手社員とその上司・先輩たちの間に存在するコミュニケーションギャップに焦点を当てています。
現代の職場では常に古い価値観と新しい考えが交錯しており、これが世代間のすれ違いを生む要因となっています。例えば、文末の句点「。」が威圧的だと感じる若者が増える中、「マルハラ」という言葉が誕生しました。このような状況に注目し、プロミスは社内で行った意識調査をもとに、若者が望む言葉とその受け取り方のギャップを探った結果、多くの社員が「モヤモヤ」を感じていることが明らかになったのです。
多様な価値観を尊重する取り組み
調査によれば、職場のコミュニケーションギャップを感じていると回答した人の割合はなんと62.4%。上司や先輩の80.8%が、「後輩・部下との価値観やコミュニケーションにギャップを感じている」と答えています。このように、世代間のすれ違いは双方に共通する問題であり、それが時に「評価」の受け止め方に影響を与えることもあります。特に、上司は「いいね!」や「さすが!」という賞賛が関係を深めると思い込んでいる一方で、実際には「ありがとう」といった感謝の言葉を若者は求めているというギャップが浮き彫りになりました。
展示内容と目的
「モヤりのち晴れ展」は、こうしたコミュニケーションの問題を体感することで、来場者が自身の経験を見直し、理解を深める機会を提供します。展示内容は以下のようなセクションに分かれており、来場者は楽しみながら「モヤモヤ」を晴らす方法を見つけることができます。
1.
すれ違いの「見える化」:Z世代と上司の間でのすれ違いを、グラフィックやオブジェを使って表現したエリア。自身の体験と照らし合わせながら共感を得ることができる仕掛けです。
2.
すれ違いの「自分ごと化」:来場者が「令和のすれ違い一斉調査」に参加し、自分の感じ方と他者の感じ方の違いについて投票するエリア。そこでは、人気アニメのキャラクターを用いた動画も紹介され、笑いを交えながら「モヤモヤ」の正体を探ります。
3.
すれ違いの「発信・発話」:このエリアでは、参加者が体感したことを書き込んだてるてる坊主を吊るせる体験が用意されています。これにより、ポジティブなメッセージを持ち帰ることができる楽しい仕掛けが詰まっています。
SNSキャンペーン
イベント開催に併せて、SNS上でも「#令和のすれ違い 一斉調査キャンペーン」を実施し、若者と上司・先輩の間でのコミュニケーションについて意見を募ることにも力を入れています。この取り組みを通じて、職場における「モヤモヤ」を可視化し、参加者が自分の気持ちを理解する助けとなることを目指しています。
まとめ
「モヤりのち晴れ展」は、現代の多様な価値観に対応したコミュニケーションを促進する試みであり、参加者同士が理解し合い、共感し合う場となることでしょう。ぜひ皆さんもこの機会に、職場でのコミュニケーションを見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。基本的に参加は無料で、予約も必要ないので、気軽に足を運ぶことができます。