Nシリーズ10周年イベント
2021-12-20 19:22:53
Nシリーズが歩んだ10年を振り返る!新時代のライフスタイルと車の柔軟性
Nシリーズが歩んだ10年を振り返る!新時代のライフスタイルと車の柔軟性
2021年12月16日、HondaはNシリーズ10周年を記念するイベントを開催しました。クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏、起業家の山川咲氏、そしてHonda CMFデザイナーの渋谷恭子氏が登壇し、これまでのNシリーズの歩みや未来のライフスタイルの変化について、深いトークセッションが繰り広げられました。
このイベントでは、Nシリーズの発表からこれまでの10年間を振り返るとともに、車と人々の生活の関わりについても考察がなされました。最初に、イベントが始まると、参加者は渋谷からNシリーズの魅力が紹介され、その後、各ゲストが自身の視点でNシリーズの変化とその背景を話しました。
佐藤氏によると、Nシリーズが誕生した2011年は、「チャレンジャー」としての立場でしたが、2017年に2代目N-BOXを発売した際には、新たに「N for Life」というメッセージが浸透し、Nシリーズはリーディングブランドとして確立しました。11年前には考えられなかった生活を彩る存在へと進化していったとは、まさに時代の変化を象徴していると言えます。
また、渋谷氏は、2代目N-BOXの開発時に「カフェをイメージしたデザイン」を取り入れることで、忙しい日常の中で快適に過ごせる空間を提供することを重視したと述べました。こうしたデザインは、今後のライフスタイルにおいても重要な要素となるでしょう。
トークセッションでは、最近のライフスタイルの変化に伴うクルマの在り方についても討論されました。佐藤氏は、「かつては同じものが美しいとされていましたが、今では一人一人が自分に合った豊かさを求めています。まるでスマートフォンのように、個々のライフスタイルに最適化されている」と述べ、新たな時代の車の進化が伺えました。これに対し、山川氏は「車はもはや特定の愛好者のものではなく、全ての人にとっての生活のパートナーとしての役割を担いつつある」と強調しました。
続いて、Nシリーズのユーザーが実際に投稿した「私のNの使い方」も紹介されました。Hondaのコミュニティサイト「ユーザーズボイス」には多様な利用方法が投稿されており、会場内には特別な利用シーンを再現した車両も展示されました。例えば、テントを取り付けたキャンピングカーのような利用方法に対し、佐藤氏は「かつて考えられなかった使い方で、軽自動車でもこんな楽しみ方ができるなんて素晴らしい」と振り返りました。
次に、これからの10年のライフスタイルの変化と新たな価値観についてのテーマが取り上げられました。渋谷氏は「人々の関心が自らの快適な生活に向かうことが今後のトレンドになる」と予測し、Nシリーズが日本人の暮らしに寄り添う存在であり続けたいと述べました。
山川氏も、「人は自分の生き方を素直に表現する社会へと移行している。そのため、仕事や住む場所の選び方も変わる」と強調しました。さらに、佐藤氏は「10年後には、個々の独自の価値がより顕著になり、クルマは家の延長としての役割を果たすと思う」と締めくくり、今後の見通しを語りました。
イベントの締めくくりとして、Nシリーズの最新モデル「N-BOX Custom STYLE+ BLACK」が発表されました。このモデルは、ユニークで洗練されたデザインが特徴で、個性を重視する消費者のニーズに応えるものとして紹介されました。これにより、Nシリーズは今後も多様なライフスタイルに合った提案を続けていくことでしょう。
最後に、Nシリーズ10周年を祝い、特別企画展「N マルシェ」が開催されることも発表され、このイベントは「Nのある暮らし」を感じられる機会となります。 Honda Nシリーズの進化が今後どのように続いていくのか、大いに期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
-
本田技研工業株式会社
- 住所
- 東京都港区南青山2-1-1
- 電話番号
-