AITACとSOI Asiaが共同で進めるAPIE e-Workshopの新たな挑戦
AITACとSOI Asiaが共同で進めるAPIE e-Workshopの新たな挑戦
AITACとSOI Asiaが手を組んで行うAPIE e-Workshopは、学生にとって非常に貴重な学びの場を提供しています。2023年、3年目を迎えるこのプロジェクトは、アジア各国の大学生にオンラインでネットワーク技術を学ぶ機会を提供し、教育の質を一層高めることを目的としています。学生たちは、自宅やさまざまな場所からいつでも学ぶことができるこの柔軟なスタイルで、より深い知識とスキルを習得できるのです。
プログラムの中心となるのは、APIEオンラインコースであり、参加学ぶ学生は、実際のハンズオンセッションを通じて、インターネット技術に関連する実践的なスキルを身につけることが期待されています。このセッションでは、著名な講師陣が指導にあたります。東京大学の教授でありAITACカリキュラム委員長の関谷勇司氏、同じく助教の山本成一氏が担当する次回の講座では、OSPF(Open Shortest Path First)技術を用いたネットワーク構築や、VLAN(Virtual Local Area Network)を活用したL2ネットワークの実習が行われます。
このハンズオンセッションには、大学の研究・教育ネットワークに関する豊富な経験を持つ講師が従事し、参加者は直接質疑応答を行うことで、キャリアビジョンや業界の最新動向について学ぶことができます。こうした人體験型の学びが、今後の学びのモチベーションを高めることが期待されています。
AITACとSOI Asiaとの連携の重要性
AITAC(一般社団法人高度ITアーキテクト育成協議会)は、2021年からAPIEプログラムに参加し、教育コンテンツの提供やハンズオンセッションの設計を通じてSOI Asiaと密接に連携しています。2023年にはこの連携がさらに強化され、ハンズオンセッションの提供だけでなく、APIE Advanced Campに向けた予備学習の提供が予定されています。特に、2024年3月には実際のAdvanced Campで講義や実習が行われる見込みです。
APIEプログラム自体は、2016年にインドネシアのバンドンで行われたAI3/SOI Asia合同会議で生まれたものであり、アジアの大学と研究機関のためのインフラとしての役割を担っています。未経験の学生でも参加しやすいカリキュラムが組まれており、インターネット技術を学ぶ全ての人を対象としたオープンプログラムです。
パートナーシップの成果
SOI Asiaプロジェクトは、2001年に設立された国際教育コンソーシアムで、アジアのトップ大学同士の教育連携を目指しています。AITACはこのプロジェクトにおいても、教育訓練の場を整備し、IT技術の人材育成に寄与しています。今後の研究動向や業界の発展に寄与するため、継続的なサポートを行い、学生をサポートしていく予定です。
AITACは、IoT/AI技術の分野において新たなインフラエンジニアを育成することを目的に設立されました。国内外の社会人や学生を対象に、Network Function Virtualization(NFV)やSoftware Defined Network(SDN)のスキル習得に向けたプログラムを通じて、知識と技術を結集し、より優れたITアーキテクトの育成を目指しているのです。特に、これらの技術を駆使してネットワークとサービスを設計構築できるバランスの取れた人材を育てることを目指しています。
このように、AITACとSOI Asiaの共同プロジェクトは、学生にとって多くの価値を提供し続けているのです。最先端の学びの場として、今後も多くの若者が参加し、成長を遂げていくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 高度ITアーキテクト育成協議会
- 住所
- 東京都新宿区西新宿一丁目6番1号新宿エルタワー12階
- 電話番号
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