味噌蔵がグループ化
2025-12-17 09:27:06

老舗味噌蔵早川しょうゆみそがグループ化、未来へ向けた事業承継の一歩

株式会社トライ・インターナショナルと早川しょうゆみその統合のお知らせ



2025年12月15日、味噌らーめん専門の「麺場 田所商店」を200店舗以上展開する株式会社トライ・インターナショナルが、創業から140年の歴史を誇る早川しょうゆみそ株式会社をグループ化することを発表しました。この統合は、発酵食品の製造を担ってきた伝統企業と現代の飲食ビジネスが一体となり、次世代の発展を目指した重要な一歩となります。

【早川しょうゆみその背景】



早川しょうゆみそは、宮崎県都城市に本拠を構え、九州独自の麦みそや甘みのあるしょうゆを製造しています。1885年に創業し、地域の食文化支える存在として、多くの支持を集めてきました。しかし、厳しい市場環境の中で同社は次の世代に向けた持続可能な解決策を模索していました。

株式会社トライ・インターナショナルは、早川しょうゆみその持つ技術、人材、品質への姿勢が自社のビジョンと合致していると判断し、責任をもって事業を承継することを決意しました。彼らの計画には、伝統技術や製造プロセスの維持を重視しながら、次世代への発展を図る姿勢が見受けられます。

【統合後のアプローチ】



グループ化後も、「早川しょうゆみそ」というブランド名は残り、地域の独自性を尊重した事業運営が行われる予定です。トライ・インターナショナルのブランド力やネットワークを活かし、販路拡大や商品の価値向上を図ることにより、持続可能な成長が目指されています。また、雇用も維持されることが強調され、地域に密着したものづくりが続くことが約束されます。

【関係者のコメント】



この取り組みについて、トライ・インターナショナルの代表取締役社長、田所史之氏は「味噌蔵は地域の歴史、文化そのものであり、この承継は日本の食・発酵文化を未来に繋ぐための責任を示す」と述べています。さらに、早川の代表取締役社長、早川洋氏は「新たなパートナーとの出会いに感謝し、社員一丸となって地域を越えた事業展開を推進していく」との意気込みを示しました。

【早川しょうゆみその特色】



早川しょうゆみそは、家庭用から業務用まで様々な製品を展開し、地元食文化を支える存在として長年の歴史があります。特に、FSSC22000や有機JAS認証を得た高い品質管理体制を誇り、米国市場への輸出も可能な体制を整えています。地域性を背景にした豊かな麦みそ文化と高い技術力を持ち続ける早川しょうゆみそは、今後の活動が期待されています。

【トライ・インターナショナルの役割】



トライ・インターナショナルは、味噌を日本の宝物と捉え、国内外での販促活動を通じて、味噌文化の未来を創る使命を掲げています。早川の技術とトライの営業力が結びつくことで、新たな可能性が広がるでしょう。

今後、両企業が力を合わせてどのように発展していくのか、その動向に注目です。これが単なる統合ではなく、日本の食文化を未来につなぐ希望を象徴する契機であることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社トライ・インターナショナル
住所
東京都千代田区丸の内新国際ビル9階
電話番号

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