アイネットとSPACE WALKER提携
2019-08-23 10:01:24

アイネットとSPACE WALKER、有人宇宙旅行の夢を実現へ。業務提携で新たな宇宙事業展開

宇宙旅行を身近にする未来へ



株式会社アイネットと株式会社SPACE WALKERが、宇宙事業の新たな展開に向けて手を組みました。両社は、再使用が可能な翼を持つサブオービタルスペースプレーンの開発に関する業務提携契約を締結し、誰もが気軽に宇宙を訪れる日を目指します。

スペースプレーンの可能性



SPACE WALKERは2017年に設立され、スペースプレーンの設計や開発を通じて宇宙へのアクセスを確立することに挑んできました。最新の計画では、2022年に無重量状態を利用した実験サービスを開始し、さらに2024年には小型衛星を宇宙に打ち上げるサービスを、そして2027年には有人宇宙飛行サービスを提供する見込みです。

このプロジェクトは、1980年代からの技術開発の成果を生かし、高度な専門技術を持つパートナー企業との連携を強化し、知見を深めながら進行しています。これにより、日本初の有人宇宙飛行の実現へ向け思いを共にしています。

アイネットの役割



一方、アイネットは1960年代から宇宙開発に関与しており、1977年に気象衛星ひまわり初号機の打上げに成功して以来、40年以上もの経験を持つ企業です。自身のデータセンターを基盤とし、ITサービスを提供する独立系プロバイダーとしても知られています。様々な業種に対応したクラウドサービスを展開し、AIやIoTなど先端技術への取り組みも積極的に進めています。

本業務提携では、特に情報セキュリティマネジメント体制の構築にアイネットのノウハウを活用し、SPACE WALKERの宇宙事業を支える基盤を整えることが重要です。

躍動する宇宙ビジネス



宇宙産業は近年、急速に成長を遂げており、特に日本でも多くの新興企業がその可能性に挑戦しています。アイネットとSPACE WALKERの提携は、日本が宇宙ビジネスの舞台で重要なプレイヤーとなるための大きな一歩です。

日本初の有人宇宙旅行が実現すれば、多くの人々が宇宙の素晴らしさを体験できるだけでなく、宇宙産業全体の発展にも寄与するでしょう。

未来に向けて



今後、両社はこのスペースプレーン事業のさらなる技術開発、実証実験を行い、宇宙事業の実現に向けた営業基盤を構築していきます。アイネットはそのITインフラの知識を活かして、航空機と宇宙をつなぐ新しい技術の開発に資することで、明るい未来を描いています。これからの宇宙旅行が一人一人の生活の一部となることを夢見て、両社は手を取り合い進んでいくのです。

この業務提携は、単なるビジネスの一環に留まらず、ひいては人類全体にとっての宇宙への扉を開くものとなるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社アイネット
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番1号三菱重工横浜ビル23階
電話番号
045-682-0800

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