星のや竹富島が開業13周年を祝う特別な集落の日を開催しました

星のや竹富島が開業13周年を祝った特別な日

沖縄の竹富島に位置する「星のや竹富島」は、2025年の6月1日に開業13周年を迎え、これを記念して「集落の日」を特別な形式で開催しました。この日は館内を貸し切り、竹富島の島民110名との心温まる交流を深める日として設定されました。

「集落の日」は、星のや竹富島が島民と共に歩んできた歴史を振り返る重要な日でもあります。2012年に開業するにあたり、島の方々との長い対話があり、その成果を形にすることで、島の風景や文化に根付いたリゾートとして発展を遂げてきました。以降、コロナ禍を除いて毎年6月には、この感謝の意を示すためのイベントが実施されています。

島民とのふれあいを楽しむ「島民ランチ」

イベントの始まりを飾ったのは、島の特産品をふんだんに取り入れたブッフェ形式の「島民ランチ」。料理には、例えば「ヒージャーのテリーヌ」や「島豆腐の白和え」、さらに「島醤油を使用したローストビーフ」などが並び、島の方々には懐かしい味わいが広がりました。この特別メニューは、料理長とスタッフによって考案されたものであり、出席した皆さんの笑顔が会場を満たしました。

竹富島の文化を深く知る「案内ツアー」

開業から13年間の節目として、竹富島の風景と融合した「星のや竹富島案内ツアー」が新たに設けられました。当日は、スタッフが案内役となり、客室や畑を巡りながら、島民からの思い出話に耳を傾け、竹富島の文化に対する理解を深めました。

子供たちと一緒に「ビルロー」作り

島の伝統おやつ「ビルロー」を子供たちと一緒に作るワークショップも開催されました。黒糖とくず粉を使用したこのお菓子作りでは、地元の方々からの助言を受けながら、世代を超えた交流を楽しむことができました。おじい・おばあから学ぶレシピが、地域の食文化の継承に貢献しました。

八重山の歌とともに過ごす「三線ライブ」

夕方には、「ゆんたくラウンジ」で「三線ライブ」が開催され、竹富島出身の演者が参加しました。星のや竹富島のスタッフも、この演奏に参加し、島の民謡が響き渡りました。温かい雰囲気の中、参加者は演奏を楽しむことができ、心に残るひとときを過ごしました。

総支配人の思い

星のや竹富島の総支配人、磯部は「竹富島という特別な場所でリゾートを運営できることに、心から感謝しています。島の皆様とともに、文化と自然の価値を守ることが私たちの使命です」と語りました。「集落の日」は、今後も初心を確認し合う大切な日であり続けるでしょう。

竹富島の未来に向けた取り組み

星のや竹富島は、今後も「唯一無二の文化リゾート」として、島民との交流や文化体験を重視し、多様なアクティビティを通じて竹富島の真の魅力を発信し続けます。宿泊者向けのプログラムも充実させ、竹富島の豊かな自然と文化に触れる体験を提供していく予定です。

竹富島の文化や歴史に深くかかわるアクティビティの数々は、この特別なリゾートでの滞在をより魅力的なものにしています。星のや竹富島での体験は、訪れる人々にとって忘れられない思い出となることでしょう。