電動キックボード始動
2019-07-02 20:00:04
千葉市で始まる新たな移動手段!シェア電動キックボードの実証実験
千葉市で新たな交通手段、シェア電動キックボードの実証実験がスタート!
千葉市の稲毛海浜公園において、7月2日よりシェア電動キックボードサービス「WIND」の実証実験が始まりました。この実験は、世界17都市で事業を展開しているWind Mobilityの日本法人、Wind Mobility Japanによって提供されており、将来的なMaaS(Mobility as a Service)の普及を目指しています。
目指すは次世代の交通手段
シェア電動キックボードは、短距離移動の新たな手段として注目されています。スマートフォンとGPSを活用し、駅やバス停から目的地までの「ワンマイル」を効率的に移動するツールとして、地域振興や訪日客向けの新たな交通手段としても期待されています。実証実験は、社会的課題の解決に向けた一歩であり、今後、海浜幕張駅周辺にも乗降車可能ステーションを増設していく予定です。
実証実験の詳細
この実証実験には、千葉市長の熊谷俊人氏も参加し、実際に電動キックボードを体験しました。この実験は7月13日から千葉市動物公園で期間限定で実施され、対象は12歳以上の中学生です。公園内の速度は15km/h以下で走行し、ヘルメット着用が義務付けられ、歩行者の優先が求められます。
電動キックボードの特徴
「WIND」を利用するためには、専用アプリをダウンロードし、ユーザー登録が必要です。アプリを使ってスクーターをロック解除し運転を開始。利用料金は、スタンダード料金がロック解除100円、1分あたり25円。1時間パスは850円、1日パスは2000円です。また、各ステーションではヘルメットが無料で貸し出されています。
安全性と利用条件
電動キックボードは、原動機付自転車として、運転には運転免許証が必要です。また、利用に際しては安全性の検証が行われ、利用者には簡単なアンケートへの協力も求められます。雨天などにより、運営が中止される場合もありますが、安全に利用するための取り組みが行われています。
Wind Mobility Japanの位置付け
Wind Mobility Japanは、ベルリンに本社を置くWind Mobilityの日本法人であり、シェア電動キックボードという新たなモビリティの提供を通じて、国際的な成功事例を国内に持ち込みます。各国で培ったノウハウを元に、安全で快適な移動手段の提供と、協調した交通手段の発信を目指しています。
まとめ
千葉市でのシェア電動キックボードの実証実験は、新しい交通手段の可能性を示しています。短距離移動が効率化され、地域の活性化や訪問客にとっての利便性向上が期待されています。今後の展開に注目です!
会社情報
- 会社名
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Wind Mobility Japan 株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門城山トラストタワー21階
- 電話番号
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