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MAROの新作『聖書のなかの残念な人たち』が登場予定

SNSでの人気が高まる中、上馬キリスト教会ツイッター部のMAROが新たな一作を発表する。2025年5月26日、笠間書院から刊行される『聖書のなかの残念な人たち』は、聖書に登場する「残念な人々」のエピソードをユーモラスに描く。また、著者の代表作には、聖書を現代的に解釈する『上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門』や『人生に悩んだから「聖書」に相談してみた』などがあり、フォロワー11万人を抱える人気を誇っている。

本書のテーマは、聖書の中でやらかした「残念な人々」。著者MAROは、実際のエピソードを通して、彼らの私たちにとっても身近な失敗や愚かさを描く。この作品は、同時に現代の私たちが抱える問題や悩みと重なる部分が多い。人間の本質的な「残念さ」を台湾からアメリカまで、時代を越えて考察することで、新たな理解を促す。著者はこうしたアプローチにより、「残念だからこそ救われ、人からも神様からも愛される」というメッセージを伝えようとしている。

書籍の概要

本書は以下の章で構成されている：

第1章 聖書のヴィランたち

いくつかの例を挙げると、バベルの塔の人々やソドムとゴモラの住人など、時には周囲を困らせ、また時には自滅する様子が描かれる。特に、エジプトのファラオのように敗北を認めず、損失を拡大させてしまうエピソードは、教訓としても非常に示唆に富む。

第2章 残念な偉人たち

アダムとエバ、水の中のノアなど、歴史に名を刻む偉人たちも「残念」な行動を取る。彼らの物語を通じて、「人間は完璧ではない」といった教訓が色濃く残る。

第3章 残念な脇役たち

神様への疑いを抱き、結果的に恥をかいてしまうオナンなど、脇役たちの「残念」な行動が、より一層物語を引き立てる。彼らの物語からも多くの学びがある。

第4章 格言から見る残念な人

「カルトに騙されるのはどんな人？」や「『何者かにならなくては』と焦る人の心理」など、深いテーマに迫る。この章では、聖書に見られる知恵を引き出し、現代の悩みに役立てるヒントを提供する。

MAROのプロフィール

著者のMAROは1979年、東京都で生まれ、キリスト教に関連する各種活動を行っている。慶應義塾大学文学部哲学科卒業後、宗教法人専門の行政書士としても活動中。また、クリスチャン向けウェブサイト「クリスチャンプレス」のディレクターとしても知られている。著作は多数あり、各書籍を通じて聖書をわかりやすく解説することに情熱を注いでいる。

この新刊は、現代人にとって身近なテーマを扱うことで、聖書をより身近に感じてもらうことを目的としている。読者は聖書を通じて、自分自身の「残念さ」を受け入れ、今の自身の考え方や行動を振り返るきっかけを得ることができるだろう。

出版日までの間、特に注目されているMAROの新作は、書店での販売が待ち望まれる。

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