株式会社ジグザグ、越境EC支援新モデルを発表
株式会社ジグザグは、訪日外国人観光客の購買体験を向上させる新しいソリューションパッケージを打ち出しました。このモデルは、旅行前・旅行中・帰国後の3つのステージ(「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」)での支援を強化し、観光産業における購買体験を一新します。
インバウンド需要の高まり
最近、訪日外国人の需要は急増しており、政府は6,000万人、消費額15兆円を目標としています。しかし、店舗単独でのインバウンド対応は依然として難しい課題が残るため、多くの売上機会が失われているのが現状です。そうした中で、ジグザグは、EC化やSNS活用などによるプロモーションを融合した支援を提供することにより、店舗の国際的な対応力を高めています。
新しい支援モデルの内容
ジグザグが提供する新たな導線支援モデルは、具体的には以下の3つのステージで構成されています。
1. 旅マエ – インバウンドナビ™️
旅前の訪問者が店舗を見つけやすくするために、ジグザグと提携したトライハッチ社が開発した「インバウンドナビ™️」を導入。これにより、現地語での検索最適化をおこない、店舗の発見率を向上させる施策が行われます。特に、現地の検索環境に基づく効果測定が可能で、訪日客が訪れる前に店舗の認知度を高めます。
2. 旅ナカ – 旅ナカクリック™️
旅行中には、「旅ナカクリック™️」機能により、訪日客は手ぶらで買い物ができる新しい購買体験が提供されます。店舗に設置されたQRコードをスキャンすることで、直接海外の自宅に商品を配送することができます。このサービスは、ジグザグが提供するWorldShopping BIZを通じて実現されます。
3. 旅アト – WorldShopping BIZ
帰国後も商品を買い続けられる「WorldShopping BIZ」の導入により、多言語対応や国際配送が実現します。これにより、訪日客は、帰国後も気に入った商品を購入し続けることができます。サポート体制が整っているため、店舗側の負担も軽減されています。
企業情報と今後の展望
ジグザグは、これらの取り組みを通じて国内店舗の国際化を支援し、世界にファンを持つ店舗作りを目指しています。また、個別の導入に比べて負担を軽減し、短期間での売上最大化を狙います。これからのインバウンド対応において、ジグザグの新たなEC支援モデルは大きな価値を生み出すことが期待されています。
企業名: 株式会社ジグザグ
所在地: 東京都渋谷区桜丘町14-1
設立: 2015年6月
上場区分: 東証グロース(340A)
事業内容: WorldShopping BIZの開発・提供など
詳細は公式サイトへ:
WorldShopping BIZ