リンクウィズが新たな資金調達を実施
リンクウィズ株式会社は、2023年にスズキ株式会社のコーポレートベンチャーキャピタルであるSuzuki Global Venturesおよび豊田通商株式会社からの出資を受け、シリーズCエクステンションラウンドにおいて総額2億円の資金調達を完了しました。この資金をもとに、自社の3次元形状処理エンジンを活用した産業用ロボットの自律化システムの開発を加速させ、製造現場のデジタル化を推進していく意向です。
資金調達の背景と目的
リンクウィズは、2015年に静岡県浜松市で創業され、「人の業を受け継ぐロボティクスで働き方を革新する」というミッションを掲げています。創業以来、浜松市の製造業、特に輸送機器産業の発展に注力してきた同社は、これまでに生産最適化システム「L-ROBOT」、自動検査システム「L-QUALIFY」、データ管理分析ツール「LINKWIZ FACTORY CLOUD」を展開し、製造品質の向上と効率化を実現してきました。
今回の資金調達は、以下の目的に基づいています。
1.
人手不足と品質安定化の解決:製造業が抱えるこの二つの大きな課題を解決するための開発体制を構築する。
2.
業務提携の深化:製造現場に関する深い知見を得ることで、ニーズ把握と提案力を強化する。
3.
有能な人材の確保:事業成長に欠かせないキーパーソンを育成し、確保する。
スズキとの協創と豊田通商との展望
スズキには、すでに浜松工場や湖西工場にリンクウィズのソリューションが導入され、一部の溶接検査工程ではロボットによる検査が実運用されるようになっています。この協力関係を基盤に、リンクウィズは浜松からグローバル展開するシナジーを追求し、新たな技術や製造現場のDXモデルを創出していきます。
一方、豊田通商とはEVなど新しい自動車製造に直接関わる案件にも携わりながら、グローバル展開への準備を進めていく予定です。リンクウィズは、豊田通商の持つ強力なネットワークと自社の先進技術を組み合わせ、国内外の製造業界における改善と革新を目指しています。
今後の進展に期待
リンクウィズは、製造業における自動化の加速に貢献することを使命とし、今回の資金調達を契機にさらなる事業推進を行います。目指すのは、「生産すればするほど品質が上がる工場」の実現です。これを実現するためには、時間や空間を超えて各ソリューションが相互にデータ連携し、製造現場での課題解決に向かう連携を強化していくことが必要です。
さらに、リンクウィズは未来の製造業におけるキープレイヤーとして、製造業の変革を進めていく意欲を持っています。各社とのパートナーシップを結び、全国に広がる製造業を支える新たなロボティクスサービスを普及させていくことを宣言しています。
リンクウィズとは
リンクウィズ株式会社は、静岡県浜松市に本社を置く産業用ロボット向け制御ソフトウェアソリューションの開発・提供企業です。創業以来、製造業界の革新を目指し、特に生産現場でのデジタル化と自動化の推進に取り組んできました。公式ウェブサイトは
こちら です。