データセンターH-IXの新たな取り組み
ほくでん情報テクノロジー株式会社が運営するH-IXデータセンターは、最近、非常用発電機の連続無給油運転時間を72時間に延長したことを発表しました。この改良により、データセンターの電源の安定供給能力が大幅に向上し、より多くの顧客ニーズに応えることが可能になります。
安定した電源供給の重要性
データセンターは、停電や災害時に顧客の重要なデータを守るために高い信頼性を求められます。H-IXデータセンターでは、商用電源の多重化や24時間無給油で運転可能なプロ用発電設備を備えており、これまでにも災害時の電源確保に取り組んできました。特に、近年の自然災害の頻発により、顧客からはさらなる耐災害性を求められていました。
72時間運転可能な発電機
今回の設備増強では、非常用発電機の無給油運転を72時間以上持続可能にするための以下の工事が実施されました:
- - 燃料タンクの増設:事前の備蓄を通过で長時間の運用を実現
- - 冷却水供給用井戸の掘削:上水道が断水した際でも発電機を冷却し続けるため
これにより、H-IXデータセンターは、さまざまな状況下でも安定した電源供給を確保できるようになり、顧客の事業継続を一層支援する体制が整いました。
H-IXデータセンターの特徴
H-IXデータセンターは、2001年に開業し、道内外の企業や自治体の情報システムを預かる商用データセンターとして、次のような特徴を持っています:
- - 所在地:北海道札幌市中央区、自然災害リスクが非常に低い立地
- - 建物:耐震設計
- - 電源供給:2系統の高圧電源供給、N+1冗長方式のUPS搭載、72時間無給油運転可能なディーゼル発電機
- - 空調:間接外気冷房システム、N+1冷却方式
- - セキュリティ:常時有人監視と高度な入退室管理
顧客への誓い
H-IXデータセンターは今後も設備の信頼性やセキュリティ向上に努め、安全に利用できる環境を提供し続けることを顧客に約束します。お客様の重要なビジネスを守るため、最善を尽くしていきます。
詳細については、
H-IXデータセンターの公式ウェブサイトをご覧ください。