視覚障害者ボウリング選手権の盛況な開催
2025年9月20日から21日の間、東京ポートボウルで行われた「第22回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会」。全国各地から視覚障害を抱える選手たちが集まり、日本一を目指す熱戦を繰り広げました。
エイチ・シー・ネットワークス株式会社の所属パラアスリート、高井康宏選手も参加し、その結果は個人戦で2位、決勝では3位、チーム戦では予選で2位通過し、決勝で3位という素晴らしい成績を収めました。
高井選手の熱い想い
大会前、高井選手は「選手宣誓を行うことができ、緊張しましたが嬉しかった」と振り返ります。初日には、個人戦の予選が行われ、彼は見事2位で通過しました。しかし、決勝では緊張による思うようなプレーができず、早々に敗退。それでもボウリングの奥深さを再認識し、大会を通じて楽しい経験ができたと語ります。
チーム戦の活躍
2日目はチームによるインクルーシブ戦。ナショナルチームユースの選手とのタッグで、視覚障害をもつ仲間たちと共に戦いました。前半の3ゲームで9位に苦戦しましたが、後半は予選を2位で突破。決勝では1回戦敗退となりましたが、高井選手は「ボウリングは何が起こるかわからない。その面白さを改めて感じた」と笑顔で語りました。
エイチ・シー・ネットワークスの代表取締役、田中宗氏は、「高井選手の活躍を誇りに思います。私たちはパラアスリートの活動を支援し、共に夢や多様性があふれる社会を目指していきます。」とコメントしました。
企業としての取り組み
エイチ・シー・ネットワークス株式会社は、統合ITインフラのベンダーとして、40年以上の経験をもとに高品質なサービスの提供を行っています。サーバーやネットワークの強みを生かし、ウェルビーイング経営を進め、働きやすい環境作りに取り組んでいます。その一環として、高井選手をはじめとするパラアスリートへの支援を行い、選手が競技に専念できる環境づくりを目指しています。
このように日本のボウリング界では視覚障害者選手の活躍が広がりを見せています。そして、さらなる支援が選手たちの未来を切り開くでしょう。全国のイベントに続き、次回の大会ではより良い成績を目指したいという思いを高井選手は強く抱いています。競技の面白さを伝え、仲間と共に夢を追い続ける姿勢は多くの人々に希望を与えることでしょう。今後の活躍に期待が高まります。