建設業のDX調査
2026-01-19 07:36:23

建設業界のDX推進、完了フェーズへ移行の兆しを示す調査結果

建設業界のDX推進の現状



株式会社Arentは、2025年1月から12月の期間中に建設業界従事者を対象に行ったDX推進に関するアンケート調査の結果を発表しました。この調査によると、建設業界におけるDXの推進状況が「実行フェーズ」から成果を出す「完了フェーズ」へと移行しつつあることが分かりました。

DX推進の現状



調査結果によれば、2024年の67.7%から2025年には69.2%に企業の約7割がDX推進の「実行フェーズ」にあると報告されています。特に「実施済み」と回答した企業の割合が大きく増加しており、これはDXの取り組みが検討や試行段階から実際の実行へと進展していることを示しています。

AIとBIMの活用



具体的な取り組み内容では、「BIM活用」が33.1%で首位を維持する一方、AIの活用も急速に伸びてきています。2024年の21.9%から28.0%と、AIの導入が今後ますます重要なテーマとなることが確認されました。これにより、建設業界は伝統的なBIM技術と新しいAI技術の両面から、業務の改善を目指しています。

課題の浮上



しかし、この進展の裏には新たな課題も存在します。特に「ノウハウの属人化」が急上昇しており、今や「人材不足」にも肉薄する課題として捉えられています。DXの実行は進んでいるものの、得られたノウハウが個々の従業員に依存しがちであり、組織全体での知識の共有が新たな課題となっているのです。

データ管理の重要性



データの整理と連携も重要なテーマとして浮上しています。データ基盤が整っていないことや、システム間の連携が難しいことが依然として課題として上位に挙がっています。これらの課題は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進める上でのボトルネックとなる可能性があります。

人材育成の取り組み



一方で、「DX人材不足」を実感する企業が減少し、社内に十分な人材がいると回答する企業が1.7倍に増加しています。これは業界全体で人材育成の取り組みが進んでいることを示しています。

まとめ



調査の結果、建設業界におけるDX推進は著しい進展を見せている一方で、新たな課題も浮き彫りになっています。BIM技術とAIの活用は進む中、そのノウハウの共有やデータ管理の課題が今後のさらなる成長を阻む可能性があるため、注意が必要です。建設業界全体での取り組みが求められる時代に突入しています。

この情報は、今後の建設業界の方向性を示す重要な示唆を提供しており、業界関係者にはぜひ注目していただきたい内容です。Arentは「暗黙知を民主化する」というミッションのもと、DX事業とプロダクト事業を通して、課題解決に取り組む企業として知られています。


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会社情報

会社名
株式会社Arent
住所
東京都港区浜松町二丁目7番19号KDX浜松町ビル3階
電話番号

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