プラスアルファ・コンサルティング、積水化学工業との連携
株式会社プラスアルファ・コンサルティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:三室克哉、証券コード:4071)は、積水化学工業株式会社(代表取締役社長:加藤敬太)との協力のもと、定性データの活用促進を目的としたグループ横断の定性分析研修を実施しました。この研修では、13年連続で国内シェアNo.1を誇るSaaS型テキストマイニングツール「見える化エンジン」を活用しました。
この研修の背景と目的
積水化学工業は、1947年の創業以来、プラスチック製品の分野で業界をリードしてきました。現在は「高機能プラスチックカンパニー」、「環境・ライフラインカンパニー」、「住宅カンパニー」の3つのカンパニーを中心にグローバルに事業展開を行っており、その傘下には165社の関連企業が存在します。しかし、現場で蓄積されている定性データの活用が十分ではないという認識があり、定性データ分析の強化が必要とされていました。
そこで、プラスアルファ・コンサルティングは、デジタル技術を利用した研修を介して、現場の担当者に定性データの分析手法を習得させることを目指しました。「見える化エンジン」によるデータ分析を通じて、業務課題を解決し、その成果を組織全体に広める風土を培うことを狙いとしています。
研修内容の詳細
研修では、実際に「見える化エンジン」を操作しながら、テキストマイニングを用いた分析手法を学びました。この研修の中で参加者は、顧客の声やアンケート結果、SNS投稿などから得られる定性データをしっかりと分析し、そこから得た洞察をもとに施策を立案する方法をトレーニングしました。
また、データ分析だけでなく、傾向や要因を読み解く力を養うことにも重点が置かれており、次のステップとして生成AIを活用した研修も計画されています。このように、研修は一過性のものではなく、持続的な学習と改善活動へとつながるよう設計されています。
期待される成果
この研修を通じて、参加者はデジタル技術を駆使して業務課題を解決するスキルを磨くことができ、さらにその知識を現場に浸透させる役割を担うことが期待されています。定性データの効果的な分析とその活用が、企業全体の業務改善につながることを目指しています。
まとめ
プラスアルファ・コンサルティングと積水化学工業の連携は、今後もさらに深化し、両社にとっての新たなビジネスモデル創出に寄与することでしょう。「見える化エンジン」を活用した取り組みは、単なるデータ分析にとどまらず、組織全体の成長へ向けた重要なステップとなっています。今後もこうした取り組みが進むことで、さらなる成果が期待されます。
詳細情報は、こちらのリンクを参照してください。
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