大阪エヴェッサが「HEROs PLEDGE」に参加
プロバスケットボールリーグB.LEAGUEに所属する大阪エヴェッサが、環境問題に取り組むプロジェクト「HEROs PLEDGE」に新たに参画することを発表しました。このプロジェクトは、アスリートと共に使い捨てプラスチックごみを削減することを目的としており、すでに多くのアスリートやスポーツ関連団体が参加しています。
プロジェクトの背景
「HEROs PLEDGE」は、日本財団が推進するプラットフォーム「HEROs~Sportsmanship for the future~」の一環であり、環境問題に対する大規模なアクションを広げることを目指しています。2024年3月28日に始動したこのプロジェクトには、すでに33名のアスリートと12団体のスポーツ関連組織が参画しており、大阪エヴェッサは13番目のパートナーとして参加することとなりました。
大阪エヴェッサのSDGs活動
大阪エヴェッサは、これまでも「SDGs Action」という社会貢献活動を積極的に行ってきました。2019年からはパートナー企業と連携し、大阪市や大阪府の子どもたちに1万2千球以上のバスケットボールを寄贈。これにより、新たな環境を整え、教育と健康の促進に寄与しています。
「OSAKA EVESSA SDGs ACTION AND YOU」というプログラムを新たに推進し、地域社会の支援と持続可能な都市の発展を目指す中で、さらなる環境問題への取り組みを強化しています。
HEROs PLEDGEへの参画意義
大阪エヴェッサの選手である合田怜は、「HEROs PLEDGEに参画できることを誇りに思っています。私たちはこれまで地元企業と協力して課題解決を行って来ましたが、今後はSDGs活動に加え、プラスチックごみに対する取り組みにも力を入れていきます」と述べています。彼は、ホームゲーム会場で発生するゴミに対して、より良い方向に改善していきたいという意欲を示しています。
プロジェクトの具体的な取り組み
HEROs PLEDGEでは、主要なスポーツの興行において2027年度末までに使い捨てプラスチックごみを半減することを目標としています。アスリートたちが中心となり、ファンや一般生活者への環境問題の啓発活動を行いながら、参加団体と協力して様々なアクションを展開しています。アスリートたちから発信される知識と行動は、意識を高め、共に環境問題に取り組む大きな力となるでしょう。
使用するプラスチック製品の見直しから始め、スタジアムやアリーナのイベントでのごみの管理、リサイクルなど、具体的なアクションを通じて、スポーツ業界全体がポジティブな影響を広げることが期待されています。
今後の展望
日本財団は今後、大阪エヴェッサの環境に対する取り組みを支援し、他のスポーツ団体へのロールモデルとしての役割を果たしていくことに力を入れていくことを表明しています。プロジェクト参加により、大阪エヴェッサは地域の子どもたちやファン、そして社会全体に対する責任を果たしつつ、持続可能な未来に向けての道筋を示していくでしょう。
お問い合わせ先
HEROs PLEDGEに関する詳細は公式サイトやSNSもチェックしてください。