5月18日に放送された「チャンスの時間」の第313回では、ピン芸人永野が恋愛企画のMCに初挑戦しました。彼の成長する姿は、見る者にとって驚きと笑いを提供しました。この回の見どころは、千鳥のツッコミと永野の独特な進行スタイルが合わさり、生まれた予想外の展開です。
放送は夜11時から始まり、永野は「永野プロデュース!春のマッチング大作戦」を企画。スタジオには若手芸人14名が集まり、真剣に恋人探しをする姿を観察する形で進行されました。しかし、いつも通り毒舌の永野は、初MCというプレッシャーを感じつつも、予想外にスムーズに進行して行くため、スタジオでは千鳥が戸惑いを見せます。
永野が男性メンバーを紹介する場面では、彼独特の軽快なイジりでトークが繰り広げられ、大悟もノブもそのギャップに驚きつつ、「ちゃんとこの番組のスタイルを持っている」と警戒感を募らせます。しかし、彼の進行に対する驚きがさらに増すと、千鳥は「上手いのだけはやめてください」と苦言を呈しました。
とにかく千鳥が期待した“暴走”がなかなか見られないため、スタジオの空気にも緊張が漂いますが、永野は自分自身の役割を見失うことなく、手堅く回を進めて行くのです。特に女性メンバーの紹介時には、やたらと絶好調で楽しげな様子を見せ、逆に周囲を驚かせます。
だが、やがて自由なフリータイムに突入し、本来の永野らしい自分が表に出ます。彼は「山田の目が野獣に変わりました」と表現したり、他のメンバーの恋の行動にツッコミを入れたり、ブチギレる場面も見られました。「興味ねぇよ、こんな奴らの恋愛」と本音を語り、「俺も仕事だ」と漏らしたことで一時的にスタジオは爆笑の渦に包まれます。
また、永野は、禁じ手とも言える「どっちが誰を好きか」という情報を暴露する行動にも出ます。これにはさすがの千鳥も「お蔵入りかもしれない」と心配せざるを得ません。しかし、永野はその独特な展開を楽しむ余裕を見せ、スタジオの雰囲気を一層賑やかにさせます。
最後には告白タイムが待ち受けており、永野はバラエティの基本に基づく立ち回りを見せます。スタジオでは、その姿を見つめる千鳥が「ヒース・レジャーみたいな顔してる」と笑いを誘った場面もあり、その瞬間が永野のチャレンジを照らしました。
総じてこの回は、永野の新たな才能が発揮され、千鳥との化学反応が生まれた素晴らしい回となりました。番組の見逃し配信は7日間限定で行われているので、ぜひ観ていただきたい。永野が暴走する瞬間を見逃すな!