クラウドファンディングの大成功
音声合成ソフト「VOICEPEAK 夏色花梨」と「VOICEPEAK 花隈千冬」の制作が2014年10月30日から11月28日までクラウドファンディングを実施し、約1705名からの支援により目標金額の506%にあたる約4048万円を達成した。累計支援金額はなんと1億円へ到達し、音声合成ソフト業界での注目が集まっている。
このプロジェクトを手掛けるのは、東京都に本社を置く『合同会社TOKYO6 ENTERTAINMENT』。彼らは、「VOICEPEAK」のキャラクターとして、主に小春六花、夏色花梨、花隈千冬の3人を制作している。また、音声合成技術を通じてさまざまなデジタルアートやエンターテイメントを提供している。
音声合成ソフトの特徴と人気キャラクター
小春六花は、歌唱の音声合成ソフトとして「Synthesizer V」や「Synthesizer V AI」にも対応している。テスト読み上げの音声合成ソフトとしても「CeVIO AIトークボイス」や「VoiSona Talk」といったツールでの展開が進められている。
一方、夏色花梨と花隈千冬は、それぞれ「Synthesizer V AI」と「CeVIO AIトークボイス」を使用して音楽や読み上げの機能を果たすことができる。特に彼女たちのキャラクターには注目が集まり、声優陣には青山吉能、高木美佑、奥野香耶といった実力派が揃っている。
小樽市とのコラボレーション
彼らは北海道の小樽市とも密接な関係を築いており、過去には5回にわたるスタンプラリーを実施してきた。また、小樽市を舞台にしたオーディオドラマや、街頭アナウンスなど地元のさまざまな場面で活躍している。
さらに、地元の日本酒造や菓子店、飲食店、ホテル、水族館といった業種とコラボレーションを展開し、地域活性化にも貢献している。地域を担う市役所でもアナウンスを担当し、今後も継続的なコラボが予定されている。
今後の展望
「VOICEPEAK」プロジェクトは、音声合成ソフトの制作にとどまらず、ライブイベントやアニメ制作といった新たな試みも計画中だ。実際に小樽市を舞台にしたアニメ企画も進行しており、エンターテインメントコンテンツとしての幅が大いに期待されている。
キャラクターの魅力
各キャラクターのデザインは、人気キャラクターデザイナー手島nariによって手掛けられており、視覚的にも魅力を持っている。花隈千冬、小春六花、夏色花梨という3キャラクターは、いずれも独自の個性と魅力を持ち合わせ、ファンから支持を受けている。
声優たちの演技力も注目されており、それぞれのキャラクターに豊かな個性を与えている。これから彼女たちがどのように展開していくのか、期待が高まる。
詳細情報やお問い合わせは、
TOKYO6公式サイトをご参照いただきたい。今後の展開にぜひ注目してほしい。