新型救難装置「ESAB」
2026-02-24 10:06:58

水中から空まで信号を届ける新型救難装置「ESAB」の魅力とは

水中から空へと信号を発信する新しい救難装置「ESAB」



アプライト電器株式会社が開発した「ESAB(Emergency Sonic & Bubble Activating Beacon)」は、救難活動における全く新しいアプローチを提示します。この装置は、損傷した船舶や航空機、または水中での潜水作業に従事する者が遭遇する緊急事態において、水中から直接空中へ信号を発信する能力を備えています。特に、これまでの救難信号装置が海上での電波伝達に依存していたのに対し、ESABは水中においても有効な手段を提供することで、その発見確率の向上を目指しています。

水中の気泡と音響信号を利用



ESABが特異なのは、視覚的な信号と音響信号を同時に発信できる点です。具体的には、水中で気泡を発生させることによって目に見える信号を作り出し、さらに水中での音波を利用して音響信号も発信します。これにより、海上や空中での捜索活動が二重の信号によって飛躍的に精度を増すのです。

視認性を高める技術



この装置の気泡制御機構は、特に高水圧下でも安定して作動します。細粒の気泡は連続的に水面に浮上し、条件次第ですが600メートル以上の視認が可能とされています。これにより、空からの捜索者も捜索範囲内に入った際に容易に発見できるようになります。

過去の技術的制約の克服



過去には、水中から気泡を利用して位置を特定する技術があったにもかかわらず、気泡の挙動が不安定であったり、信号を安定的に発信できる技術が不足していたために実用化が進まなかった経緯があります。しかし、近年の研究によって、連続気泡列が航空によって識別できる可能性が高まったことにより、この装置の開発が可能になったのです。

航空機やドローンとの連携



ESABは、航空機、艦艇、ドローン、無人潜水機(UUV)など、多様な捜索手段と組み合わせることができるため、効率的な捜索が実現できます。このように、ESABは個人用救命具に搭載することから、広域捜索を行う航空機や船舶での利用まで、幅広い用途が想定されているのです。

今後の展望



この技術に興味を持つ企業や団体があれば、共同開発や製品化の相談を受け付けています。ESABは従来の捜索救助用レーダートランスポンダーを補完するものであり、ますます進化していくことでしょう。次回、2026年2月26日には、この装置を個人装備へどのように展開するかについて詳しくレポートします。

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会社情報

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ESAB(Emergency Sonic & Bubble Activating Beacon)
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