株式会社コッカ、創造的なコラボレーションの幕開け
大阪を拠点にする株式会社コッカが、外部の作家との新たなコラボレーションプロジェクトをスタート。特に注目されるのは、水彩画家mumeaとの初コラボレーションによる全4柄の新作テキスタイルです。これらの生地は綿100%で、幅約110cmの使いやすいサイズとなっています。
このプロジェクトは、作家の感性を生地に落とし込むことで、手芸を楽しむ人々に新たな世界観を届けることを目指しています。今回のコレクションは、8月22日から公式ストアでの予約受付が開始されます。そして、続々と他の作家の作品もラインナップに加わる予定です。KESHIKIやnani IROなど有名作家の生地も予約販売されるため、手芸愛好者にとっては見逃せないイベントです。
プロジェクトの背景
このコラボレーションの動機は、水彩画の魅力を布に反映させることにあります。KOKKAは自社制作にこだわってきましたが、外部のアーティストとの協業に挑戦することで新たな可能性を追求しています。これまでにないデザインやアイデアが生地に活かされ、手芸界全体の活性化を図る狙いがあります。
手芸経験がある方はもちろん、新たに布を使った制作活動に興味を持つ方にも、その楽しさを伝えられることを期待しています。日常におけるライフスタイルの充実を図るため、手芸を自己表現の手段として再認識してもらうのが目的です。
コラボレーション作家:mumea
今回のコラボレーションの中心となるのは、水彩画家のmumeaです。京都芸術大学でテキスタイルデザインを学び、多岐にわたるアートやアパレルの分野で活躍してきました。2019年には、自身の作品をテーマにしたオリジナルテキスタイルブランドを設立し、その魅力は広く認知されています。
mumeaの作品には、自然モチーフが多く、不思議で幻想的な要素が溢れています。今回のコレクションには、以下のようなテーマの作品が含まれています。
- - 蝶の夢:変化と復活の象徴を描いた作品。
- - パンジー:女性の複雑性を表現した色鮮やかな作品。
- - oval:視点を変えることで得られる新たな世界観を表現。
- - 世界:自然界の共生を描いた幻想的なデザイン。
これらの作品は、単なる布としてではなく、手芸を通じてアートを暮らしに取り入れる喜びを提供します。
予約販売のスケジュール
これらのテキスタイルは、公式オンラインストア「cocca」で期間限定の予約販売が行われます。第一弾が8月22日から9月30日まで、続けて第二弾が10月には開始される予定です。
KOKKAの理念
KOKKAは「面白さ」と「独自性」を追求するテキスタイルメーカーです。ここでしか手に入らない、心を惹きつける生地を適正価格で提供することを大切にしています。制作した生地が、受け取った人の日常を少しでも楽しくすることを目指しており、感性や感動を大切にしたものづくりを心掛けています。
最後に、KOKKAは生地の魅力を最大限に引き出す提案にも力を入れています。何を作るかや、どのように布を活用するかといったアイデアも提供し、手芸の楽しさ,その奥深さを広めていくことに力を注ぎます。
販売情報
公式サイト:
KOKKAストア
大阪市中央区に本社を構える株式会社コッカは1948年に設立され、以来、テキスタイル業界において新しい風を吹き込んでいます。今後の動向にも期待が高まります。