体育館メンテナンスの未来を切り開く『ANZENノンワックス』
体育館の床管理が新たな時代を迎えました。ヤブ原産業株式会社が2025年1月に発表した新しいメンテナンス剤『ANZENノンワックス』は、体育館の床を適切に維持管理するための画期的な製品です。これまでワックスや水拭きが禁止されていた体育館のメンテナンスを可能にし、スポーツに適したグリップ力を回復することができます。
製品の狙いと特徴
従来のメンテナンス方法が原因で、体育館の床は劣化し、多くの事故が発生していました。特に、床に水分が含まれると木材が劣化するため、2017年からの文科省の通知によってワックスや水拭きが禁止されています。その中で、ANZENノンワックスは水分を一切含まない新しいメンテナンス剤として開発されました。
1. 水分ゼロで安心
ANZENノンワックスは、床の滑りやすさを解消し、適度なグリップ力を提供します。水分を含まないため、古いメンテナンス方法に頼る必要がなくなります。これにより、施設管理者やスポーツ愛好者が安心して利用できる環境が整うのです。
2. 簡単施工で低コスト
使用方法はワックスと同じく簡単で、特別な専門知識は不要です。メンテナンスの手間が省かれ、㎡あたりわずか22.6円という低コストで施工できるため、学校や施設にとって経済的な負担が軽減されます。
開発の背景と目的
ヤブ原産業は数多くの学校や体育館の改修に携わってきた経験から、時代に合ったメンテナンス剤が求められていることを強く認識していました。子どもたちが安全にスポーツを楽しむためには、メンテナンスの重要性を再認識しなければなりません。ANZENノンワックスシリーズは、そのニーズに応える形で生まれました。
施工方法と推奨の頻度
この製品は、一般的な清掃と同じ感覚で施工可能です。施工時にはモップで均一に伸ばすことが求められます。施工後は、夏季で1~2時間、冬季で2~3時間乾燥時間を設けることで完成します。持続的な効果を維持するためには、4~6か月に1回の施工が推奨されています。
『ANZENノンワックス』の効果
利用者からは、「体育館の床が滑りにくくなった」との声や、「施工が簡単で経済的」といった評価が寄せられています。体育館での事故防止と、施設の長寿命化を実現するための次世代メンテナンス剤として、ANZENノンワックスは期待されています。
千里の道も一歩から
ヤブ原産業が描くのは、誰もが安心して体育館を利用できる未来。子どもたちの未来がふくらむ場所を、より安全に、より楽しくするために、私たちはANZENノンワックスを通じてその実現を目指します。これからもより良い製品を提供し、体育館を安心して使用できる世の中にしていく所存です。
ヤブ原産業について
ヤブ原産業株式会社は、1969年に設立され、建築仕上材の開発・製造を行っています。今後も、より多くの施設がANZENノンワックスで新たな価値を見出せることを期待しています。多くの施設で事故のリスクを減らし、未来のセーフティネットを築く役割を担うことが私たちの目指すところです。