新たなAI窓口『PRizmo』
2025-11-18 12:31:50

株式会社EVOLVEが提供する新たなAI窓口『PRizmo』の導入事例と展望

新しいAI相談窓口 "PRizmo" の登場



株式会社EVOLVE(大阪市)が提供する新たなAIソリューション『PRizmo(プリズモ)』は、従来の広報AIからWebサイト向けの相談窓口へと進化しました。このAI窓口は、企業や自治体の様々なシーンでの利用を意識して開発され、広報の枠を超えた多様な業務への活用が期待されています。特に、採用情報の案内や顧客対応、社内ヘルプデスクといった分野での活用が見込まれています。

情報過多の時代、理解を促す新モデル



情報が溢れる現代、多くの企業サイトでは利用者が「求める答え」にたどり着くことが困難な場面が多々あります。EVOLVEはこの状況を「情報は十分にあるのに、語りかけがない」と分析しました。PRizmoは、Webサイトの一方通行な情報提供を見直し、AIを活用することで“相談しながら理解できる体験”を提供することを目指しています。これにより、オンラインでも人に寄り添った対応が可能になります。

PRizmoの仕組み



PRizmoは、ユーザーとの自然な対話を通じて考えや状況を整理し、意義深い選択肢を提示することができるAIシステムです。利用者は単なる情報収集にとどまらず、自身の考えを深め、納得した上で次の行動に移ることができます。また、このプロセスを通して企業側もユーザーの行動を把握し、Webサイトの構成やコンテンツを改善するための重要なデータを得ることができます。

実証と多様な業界での利用



PRizmoは、AI博覧会Summer2025において、AI案内役「えみりさん」として実際に導入され、その成果を証明しました。来場者は、PRizmoとの対話を通じてイベント内容を理解しやすくなったとの声が上がっており、利用率は従来のチャットボットと比較して13.5倍に達しました。

PRizmoは、商業施設や自治体、製造業界、教育分野など、さまざまな業界で高いニーズが探られています。多言語対応や手続きの案内での導入が進む中、特に「AIだからこそ話しかけやすい」という心理的なハードルの低さが利用促進につながっています。

今後の展望



今後、EVOLVEはPRizmoを「Web上の理解促進インフラ」として発展させる予定です。特に採用サイトやサービスサイトにおいて、対話を通じた理解促進の役割を強化し、2026年までに自治体の手続き支援や観光案内といった具体的な分野への拡張を目指します。また、企業ごとのブランドに合わせたカスタマイズ機能やAPI連携の強化も進められ、AIを単なる窓口ではなく、企業の人格として利用者との関係構築を図る方向性が示されています。

開発者の思い



株式会社EVOLVE取締役の舛谷康太朗氏は、「人が納得して行動を選ぶためには、相談の場を設計する必要がある」と語っています。この視点からPRizmoが生まれ、ユーザーが自分の考えを整理し、次の行動を自発的に選べる空間を設けることを目指しています。AIが人を替わるのではなく、理解を深めて人間同士をつなぐ役割を果たすことがPRizmoの核心です。

会社概要



株式会社EVOLVEは、生成AI技術と人間の表現力を融合させた協働型AIソリューションを開発している企業です。幅広い開発実績を活かし、Web上での自然な対話体験を基盤としたプロダクトを展開しています。本記事で紹介したPRizmoを含め、さまざまな業務シーンでのAI体験の実現を目指しています。

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会社情報

会社名
株式会社エボルブ
住所
大阪府大阪市北区角田町8番1号大阪梅田ツインタワーズ・ノース/29階
電話番号
06-6251-8831

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