ANNAI株式会社、オープンデータ公開支援ソリューションを発表
京都に本社を構えるANNAI株式会社が、オープンデータ公開の支援を目的としたソリューションを新たに提供し始めました。これは、国や地方自治体が進めるオープンデータ化の流れを受けた動きであり、特にエンタープライズ向けのCMS「DKAN」を活用したものです。
データポータルサイトの役割
国や自治体、さらに企業がオープンデータを公開するにあたって重要なのが、データポータルサイトの設置です。これにより、提供されるデータの登録が容易になり、さらに一般のユーザーに対しては閲覧しやすいプレビュー機能が、開発者に対してはAPIを通じてデータ取得が可能になります。この仕組みは、行政の透明性を促進し、オープンデータの活用を推進することに寄与します。
DKAN - 信頼性の高いプラットフォーム
DKANは、エンタープライズ向けCMSであるDrupalをベースに構築されています。このCMSは世界中で多くの開発者によって支持されており、ホワイトハウスやオーストラリア政府でも採用されています。セキュリティチームも充実しているため、非常に信頼性の高いシステムです。また、2万以上の機能拡張が可能なモジュールが用意されており、ユーザーの権限設定も柔軟です。これにより、組織のニーズに合わせたデータ管理体制を構築できます。
アーバンデータチャレンジの取り組み
ANNAIは、これまでの顧客向け開発ノウハウを活かし、地方自治体を対象に「アーバンデータチャレンジ」という公共データを活用したコンテストのためのデータポータルサイトを構築しました。そのサイト(
アーバンデータチャレンジ データポータルサイト)では、検索エンジンSolrを活用した機能が実装されており、ユーザーがデータをよりスムーズに検索・利用できるように設定されています。
コンテスト活動を通じて、参加者は自らの創造性を活かし、公共データを利用したアイデアを発表する舞台が整えられました。最終審査会は、2月26日から27日に予定されており、優秀作品の表彰が行われる予定です。
ANNAIの今後の展開
ANNAIは今後もアーバンデータチャレンジサイトの運営を続けながら、国や地方自治体、さらにはエンタープライズ企業への支援を強化していく方針です。DKANの詳細や実績については、公式サイトにて案内されています(
DKAN詳細ページ)。
会社概要
ANNAI株式会社は、日本で唯一のDrupal専門開発会社です。多くのDrupalエキスパートが在籍し、グローバル企業やメディア、大学など向けに、質の高いWebサイトやシステムを提供しています。コンサルティングから開発まで、一貫したアジャイル型のアプローチを採用し、顧客とともに高品質なシステムの構築を目指しています。
ANNAI公式サイト |
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