日東工業、給与水準の改定と初任給引き上げを発表
日東工業株式会社(本社:愛知県長久手市)は、企業成長の源泉として「人財」を重視し、快適でやりがいのある職場環境を整備するために不断の努力を重ねています。このたび、同社は2025年に入社する新卒社員の初任給の引き上げと、既存社員の月例給与水準の改定を発表しました。
新卒初任給の引き上げ
日東工業は、2025年4月より新卒社員の初任給を次のように引き上げることを決定しました。
- - 大学院卒初任給: 250,000円から320,000円への変更(+70,000円、28.0%増)
- - 大学卒初任給: 230,000円から300,000円への変更(+70,000円、30.4%増)
- - 高校卒初任給: 190,000円から260,000円への変更(+70,000円、36.8%増)
この引き上げは、新卒の人材を獲得するための競争力を高め、優れた人財を引き寄せる戦略の一環です。
月例給与水準の改定
加えて、正社員の月例給与も大幅に引き上げることを決定し、月例給与を70,000円引き上げる改定を実施します。さらに、昇格や昇給に伴う賃金改定も行われ、結果として平均約24.5%の月例給与水準の引き上げとなります。これにより、従業員の待遇と働きがいが一層向上されることでしょう。
人的資本への投資
日東工業は、人的資本への投資として以下の取り組みも発表しています。
1.
定年後再雇用社員の待遇見直し: 再雇用社員の待遇を正社員と同等とするエルダー社員制度を導入し、定年後も活躍できる環境を整えます。
2.
転勤手当の新設: 転勤生活を送る社員を支援するため、精神的・経済的サポートを目的に新しい手当を設けます。
3.
通勤制度の拡充: 一部の社員が新幹線や有料道路を利用して通勤できる制度を導入し、通勤の柔軟性を高めます。
4.
ワークエリア限定申請制度の新設: 社員が生活状況に応じてフレキシブルに働けるよう、勤務エリアの申請制度を設け、全国の営業所を勤務地とするセールス職を対象に実施します。
5.
キータレント人財の育成: グローバルに競争できる人財を育成するため、海外トレーニー制度やデジタルトランスフォーメーション(DX)を意識したプログラムを導入します。
日東工業のこれらの取り組みは、企業の価値向上のみならず、従業員一人ひとりの成長を支援するものとなるでしょう。今後の展望として、企業とともに成長する人財の育成が期待されます。日東工業は、このような取り組みを通じて、今後も社会に貢献できる企業を目指していくでしょう。