命を守るための新しい防災アプリ「初動アプリ」が登場！

命を守るための新アプリ登場

地震は誰にでも突然襲来する自然災害で、唯一予兆がないため、備えが重要です。そんな中、高知市に拠点を置く株式会社フォアフロントテクノロジーが開発した「初動アプリ」が注目を浴びています。このアプリは、個人、企業、自主防災組織の命を守るために設計されており、避難の際に必要な「時間」と「距離」を確保することを目的としています。

地震発生時の危機管理

地震発生直後には、迅速に避難行動を取ることが求められます。しかし、従来の防災アプリでは、避難場所を検索するための時間が掛かり、その間に命を危険に晒すことになります。ある調査によると、緊急地震速報が発令された後、避難先を探すのにかかる時間は早くても30秒から遅い場合は80秒に達し、その間に約60～200メートルの距離が失われる結果となりました。

緊急地震速報後の検索時間が長引くことで、締め切られる逃げる時間と距離が、命に対する脅威として直結していることが明らかになりました。このため、命を守るために「初動アプリ」が開発されたのです。

アプリの機能と特徴

「初動アプリ」では、緊急地震速報をトリガーにアプリを起動し、避難場所を自動的に表示します。この機能により、地震発生からわずか8秒以内に避難先が表示されるため、危険を最小限に抑えることが可能です。また、これにより通信のインフラに問題が生じた場合でも、直下型地震における避難情報の取得が期待できます。

現在リリースされている「初動アプリ」には、個人用の『旅行・出張地震見守りサービス』と、企業・自主防災組織向けの『組織対応ジョイント防災』があります。後者にはBCPや安否確認機能が付いており、組織全体での迅速な避難対応が実現できます。

利用料金と申し込み方法

- 個人用『旅行・出張地震見守りサービス』: 年間990円（税込）で、1日あたりわずか2.72円で利用可能です。申し込みはこちらのリンクから。
- 企業・自主防災組織用『組織対応ジョイント防災』: 年間基本利用料は11,000円（税込）で、100名までご利用可能です。101名以上の場合は別途お問い合わせが必要です。なお、自主防災組織には地域特典がありますので、詳細はこちらからお問い合わせください。