愛川町の有機茶
2026-06-18 13:06:44

愛川町の茶畑が育む有機JAS認定茶とその背景

愛川町の茶畑が育む有機JAS認定茶とその背景



近年、世界中で日本茶の需要が高まる一方、日本国内では茶農家の数が急激に減少しています。特に2000年代からの15年間で、国内の茶販売農家数は63%も減少しました。この状況の中、神奈川県愛川町で新たに誕生したのが、株式会社マイファームが手がけた有機JAS認定一番茶「めでる茶」です。

国内の茶産業の現状


農林水産省のデータによれば、2024年の緑茶輸出額は過去最高の364億円と予測されています。この背景には、健康志向の高まりや日本食文化の隆盛があります。しかし、国内の茶生産は縮小を続けており、2025年の一番茶の産出も前年比で減少する見込みです。需要が高まっているにもかかわらず茶を育てる環境が失われつつあるという矛盾について、真剣に考える必要があります。

愛川町の取り組み


愛川町は丹沢山系のふもとに位置し、かつては多くの茶畑が広がっていました。しかし、農業従事者の減少に伴い、耕作放棄地も増加していました。そんな中で、マイファームはJA県央愛川から茶工場の譲渡を受け、2024年度から地域内で茶の生産を開始しました。環境への配慮から、化学農薬や肥料を使用せず有機栽培に取り組んでいます。

有機JAS認定を受けるためには、3年間の厳しい転換期間が必要ですが、2026年3月に認定を取得することができました。これは国内でも極めて少数の茶園に与えられる認証であり、同社の大きな成果となります。

「めでる茶」の魅力


「めでる茶」は、丹沢山系の湧き水と豊かな生態系によって育てられたお茶です。その名には、自然を慈しみ、愛川町の地を敬う意味が込められています。80gの内容量で、価格は980円(税込)。「Ochanowa」という自社ECサイトや地元生協で販売されており、手軽に楽しむことができます。

この茶を飲むことは、愛川町の自然環境を守ることにもつながっています。新芽が力強く「芽出る」ように、そして自然を「愛でる」という気持ちが込められています。

まとめ


愛川町の茶畑は、かつての繁栄を取り戻すための第一歩を踏み出しました。「めでる茶」には、地域の資源を大切にし、次世代へとつなげていくという強い願いが込められています。日本茶文化を支えるための新たな取り組みが、全国に広がることを期待します。

会社情報

会社名
株式会社マイファーム
住所
電話番号

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