シブヤ大学新体制
2020-03-17 15:01:06
シブヤ大学、新学長就任と新プロジェクト始動で新たな挑戦へ
シブヤ大学、新学長就任と新プロジェクトで新たな挑戦に挑む
シブヤ大学は2006年に設立され、地域の多様なテーマを題材にした無料の授業を提供する教育機関です。2015年にはグッドデザイン賞を受賞し、以降も生涯学習の新たな取り組みを進めてきました。設立から14年目を迎えたこの度、同大学は新しい学長を迎え入れ、今の時代に応じた学びの場を再構築することを発表しました。
新しいミッションと体制
新体制の下でのミッションは、「自分の意志に基づいた選択や行動が社会に影響を与えることができるという信念を持つ人々のための学びの場を作る」ことです。これは、誰もが安心して社会についての様々な話題を議論できるプラットフォームにしたいという思いに基づいています。
新学長には大澤悠季氏が就任しました。氏は国際的な視野を持ち、社会的なトピックに対するオープンな議論の場を大切にするアプローチを重視しています。大澤氏は、「一人では考えられないことを皆で一緒に考える場を提供していく」と意気込みを述べています。
大澤悠季学長のプロフィール
大澤氏は1992年に東京都で生まれ、立教大学で観光学を学びました。留学を通じて異文化に触れ、帰国後は沖縄で高校魅力化プロジェクトに従事しました。その経験を通じて、大人が楽しく学び続ける姿勢の重要性に気付いたといいます。自らの経験を基に、「安心して社会について話せる場」を築くことを目指しています。
新プロジェクトの概要
シブヤ大学では、企業、クリエイター、市民と協働しながら、新たなプロジェクトを立ち上げます。このプロジェクトは、自分の考えや思いを言葉にすることを通じて、社会との接点を広げることを目的としています。具体的には、環境問題やSDGs(持続可能な開発目標)などのテーマを扱った授業や、「個人と社会」に関するシリーズ授業が予定されています。
特に注目すべきは、オンライン授業として開催される「今ほしいことばを見つける」プログラムです。非常時にはなかなか気持ちを整理しきれないことも多いですが、この授業では参加者が持ち寄った本を通じて、自分の気持ちを整理し、「今ほしいことば」を見つける機会を提供します。
シブヤ大学の新たな挑戦
体制変更に伴い、シブヤ大学では公式サイトをリニューアルし、より一層アクセスしやすいプラットフォームを目指しています。新しい情報は随時公式サイトに掲載される予定です。シブヤ大学は特定の校舎を持たず、地域の様々な場所をキャンパスとして授業を提供してきたことから、今後も新しい学びの形を追求し続けることでしょう。
シブヤ大学は、これからますます多様化する社会のニーズに応じた新しい教育の形を展開し、新たな価値を生み出し続けることで、多くの人々にとっての学びの場を提供し続けることを宣言しています。
会社情報
- 会社名
-
特定非営利活動法人シブヤ大学
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前2-9-11シオバラ外苑ビル3F
- 電話番号
-
03-3479-4285