渋谷ヒカリエのd47食堂が、8月2日から新たに北海道苫前町のミズダコを使ったメニューを提供します。これは、株式会社UMITO Partnersとディアンドデパートメントの共同プロジェクトによるもので、3年連続の人気企画です。UMITO Partnersは、海と漁業が持続可能である社会を目指しており、特に苫前町はミズダコの水揚げ量が全国的に見ても非常に多い場所です。
苫前町の漁業は、地域社会や生態系において重要な役割を果たしているため、持続可能性の確保が求められています。この背景には、地域の漁師である小笠原宏一氏の取り組みがあり、彼は2019年からサステナブル漁業プロジェクトをリードしてきました。このプロジェクトの一環として、2.5kg未満のミズダコは海に戻すという規制を定め、より高い資源管理基準を設けています。
小笠原氏は、北るもい漁協苫前支所のメンバーとして漁業行動を記録し、環境への影響をモニタリングしています。このデータはUMITO Partnersによって分析され、持続的な資源管理が確保されています。
UMITO SEAFOODとして展開されるこのプロジェクトでは、海の恵みや漁業者の努力を消費者に届けることを目指しています。「ミズダコ」は、北海道苫前町の自然環境を守りつつ漁業が行われていることを特徴としています。
さて、今回提供されるメニュー「北海道苫前町のミズダコのザンギ」(1,200円税込)は、肉質がしっかりしたタコをかりっと揚げた料理です。外は香ばしく、中はジューシーで、タコの独特な風味が口いっぱいに広がります。もう一つのメニュー「タコ飯セット」(1,000円税込)は、蒸し煮にしたミズダコの煮汁で炊いたご飯に、味噌汁が添えられています。どちらの料理も期間限定で、数量限定なのでお早めにどうぞ。
提供期間は、「ザンギ」は8月2日から9月5日まで、「タコ飯セット」は7月12日から9月5日までです。地元の漁業者の取り組みを反映した料理を、ぜひ味わってみてください。d47食堂は渋谷ヒカリエの8階に位置しており、アクセスも非常に便利です。渋谷駅との直結通路で、手軽に訪れることができます。
UMITO Partnersは、持続可能な漁業の実現を目指し、海の環境保護にも力を入れています。今回のプロジェクトでは、未来の世代のために豊かな海を残すというビジョンを持ち、消費者にもその思いを伝えています。ぜひ、食を通じてサステナブルな漁業の大切さを感じてください。