2025年金融包摂ウィーク、オンラインで未来を築く！

2025年金融包摂ウィークの詳細

金融の力を利用して、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指す「金融包摂ウィーク（FIW）2025」が、2025年10月6日から9日までオンラインで開催されます。このイベントは、日本での金融包摂に関する取り組みを広げる貴重な機会であり、世界中の知見を交換する場となることが期待されています。

FIWとは何か？

FIWは、金融サービスの利用が困難な人々に焦点を当て、彼らの生活を改善するための国際フォーラムです。初回は2015年に始まり、昨年は143カ国から3,100人以上が参加したことから、その重要性が強調されています。昨年のテーマ「未来の金融：次の10年の金融包摂を形作る」では、様々な視点から討論が行われました。

2025年のテーマとその重要性

2025年のテーマは「不確実性の時代にレジリエンスとウェルビーイングを育むには？」です。このテーマは、技術の進展によって多くの人々が金融サービスにアクセスできるようになった一方で、経済的ショックや気候変動、デジタル詐欺など新たな課題にも直面している現状を反映しています。FIW2025では、これらの課題を乗り越えるための具体的なアプローチが探求されます。

参加者にとっての魅力

金融機関や政策立案者、フィンテック企業、研究者など、さまざまな立場の人々が自らの経験を共有し、問題解決に向けた意見を交わすことができる場です。セッションは公募制で、CFIによる選考を経て選ばれた内容がライブまたはオンデマンドで配信されます。さらに、事前登録をすることで、誰でも視聴可能とし、英語以外の言語での参加も可能になります。これにより、日本語での発表や視聴の機会も得られ、多様な意見の交換が促進されます。

日本の経験を世界へ発信

日本は超高齢化や男女格差、地方の衰退といった独自の課題を抱えています。こうした状況の中、社会的に脆弱な人々が多くの問題に直面しており、デジタル化の進展により新たなリスクも増えています。FIWは、他国の取り組みから学ぶ絶好の機会であり、日本の経験を共有することで、世界の誰かに希望を届けることができるかもしれません。

主催団体について

このイベントは、米国ワシントンDCに本部を置くCenter for Financial Inclusion（CFI）が主催しており、株式会社かいはつマネジメント・コンサルティングが日本パートナーとして協力しています。CFIは、金融サービスの利用ができない数十億人の生活を向上させることを目的とする団体で、徹底的な研究と解決策の試行を行っています。