長野にCube Park
2025-07-01 14:42:05

次世代コンテナデータセンター「Cube Park」の開設が長野で決定

Cube Park プロジェクトの概要



株式会社TOSYSは、長野県に次世代型コンテナデータセンター「Cube Park」の建設を開始しました。2026年2月の開設を目指し、7月1日より施工が始まります。この新しいデータセンターは、増加するGPUサーバーと生成AIを活用した需要に応じた、環境に優しいICT基盤を提供することを目的としています。

データセンターの背景



近年、AI技術が進化し、大規模なデータ処理が求められるようになっています。この変化によって、高性能コンピューティング環境へのニーズが急速に高まっている状況です。日本国内では、主に首都圏にデータセンターが集中している現実がありますが、エネルギー確保の難しさや住民との合意形成など、地方に移転することが注目されています。

地方は、空き土地の確保や再生可能エネルギー導入の面で利点が多く、環境保護を考えた持続可能なデータセンター運用が実現可能な場所です。TOSYSは、最新の冷却技術と再生可能エネルギーを用いた「Cube Park」を通じて、データ処理能力と環境保護の両立を目指します。

Cube Parkの特徴



「Cube Park」は、長野駅近くのアクセスが便利な立地に設けられています。このデータセンターは、顧客のニーズに応じて計画、設計、構築、維持運用までを一手に行うワンストップサービスを提供します。さらに、顧客自身のサーバールームへの設置にも対応可能です。

ショールームの設置



2026年2月には、水冷や液浸といった最新のサーバー冷却技術を展示するショールームがオープンする予定で、関心のある方々が実際に技術を体験できる機会となります。

環境への配慮



TOSYSは、次世代型データセンターの構築にあたり、太陽光発電などの再生可能エネルギー設備の導入を進めています。また、効率的な冷却方式として水冷サーバーや液浸サーバーを利用し、エネルギーロスを最小限に抑えることができます。この結果、地域に配慮したエシカルなデータセンターサービスを提供することを目指しています。

今後の展開



「Cube Park」の建設が完了すれば、長野県内における更なる拠点展開が計画されています。TOSYSは、地域におけるデータセンターの需要をきちんと捉え、顧客の要望に応じた多様なサービスを一括で提供していく方針です。この新たな取り組みは、今後のICT業界において注目されるでしょう。地域と共に成長する「Cube Park」の未来に期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社TOSYS
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電話番号

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