新原画展『大長編ドラえもん のび太の海底鬼岩城と冒険のひみつ展』
- - 開催期間: 2025年11月1日(土)~ 2026年6月21日(日)
- - 開催場所: 藤子・F・不二雄ミュージアム2階・展示室Ⅱ
2025年11月から、神奈川県川崎市に位置する藤子・F・不二雄ミュージアムで、待望の新原画展『大長編ドラえもん のび太の海底鬼岩城と冒険のひみつ展』が開催されます。この展示では、みなさんをドラえもんたちの夢の海底世界へと誘います。
展示概要
本展は次のように分けて行われます。まず、展示の前期は2025年11月1日から2026年2月1日まで。続く後期は2026年2月7日から2026年6月21日までの予定です。展示室Ⅱでは、作品の魅力を深く考察し、藤子・F・不二雄の独自の発想力と知識から生み出された冒険の数々を紹介します。
冒険のアイデアの源
藤子・F・不二雄先生は、『大長編ドラえもん』の制作において、どのようにして次の舞台を考え出すかが常に課題でした。彼の作品には、白亜紀や宇宙、ジャングルなど、さまざまな場所で展開される冒険物語がありますが、海底を舞台にする長編は特に難しいと感じていました。その際、彼が思いついたのが、「テキオー灯」というひみつ道具の発想です。このアイデアは、ドラえもんたちが海の中を泳ぐための「魚の感覚」を持つことで、厳しい環境を楽しむ冒険の舞台に変えるものでした。
展示のハイライト
本展では、原画を通じて『大長編ドラえもん のび太の海底鬼岩城』の背景や要素をひも解き、藤子・F・不二雄の世界を多角的に楽しめるよう工夫されており、来場者はまるでドラえもんと共に海底の冒険に飛び込むかのような気分を味わえます。
特別展示
展示室のエントランスは、のび太くんが「テキオー灯」を浴びて海底に向かうシーンをイメージした空間が広がります。大人も子供も、皆が一緒になって冒険の期待感に包まれることでしょう。
展示の一部では、映画『新・のび太の海底鬼岩城』に関する貴重な資料の公開や監督からのメッセージも用意されています。
音声ガイドの導入
来場者は、自身のスマートフォンやタブレットから利用できる音声ガイドを使用することができます。これにより、展示の背景やキャラクターの魅力についてさらに深く知ることができるでしょう。
特別商品とメニュー
展覧会に合わせて、1階「ミュージアムショップ」や3階「ミュージアムカフェ」に新商品やメニューが続々登場します。
- - ミュージアムショップの新商品: 原画ポストカードセット、コンパクトミラー、クリアファイルなどが並びます。
- のび太の海底鬼岩城海老カツサンド(2,100円): サクサクの海老カツとタルタルソースのサンドイッチ。
- のび太の海底鬼岩城ゼリーフロート(950円): 青の濃淡を表現した美しい3層のゼリー。
施設情報
藤子・F・不二雄ミュージアムは、神奈川県川崎市多摩区にあり、毎日10時から18時まで開館しています。火曜日は休館日ですが、年末年始は特別開館する日もあるので、事前にご確認ください。入館は日時指定の事前予約制です。
この特別な原画展を通じて、藤子・F・不二雄の夢、希望、友情、勇気に溢れた作品世界に触れ、皆さんと一緒に新しい冒険の扉を開きましょう!