サーキュラーエコノミー支援プログラム『CIRCULAR STARTUP TOKYO』第2期事業者決定!
東京都と、サステナビリティ支援事業を展開するハーチ株式会社が協働するサーキュラーエコノミー特化型創業支援プログラム『CIRCULAR STARTUP TOKYO』の第2期事業者が決定しました。29組の応募の中から、厳正な審査を経て選ばれたのは16組20名。彼らが描く循環型社会の実現に向けた革新的な取り組みは、日本の未来を大きく変える可能性を秘めています。
2つのコースで未来を創造
第2期では、事業の成長フェーズに合わせて2つのコースが用意されました。「スケールアップ&資金調達・IPO準備コース」は、短期間での事業拡大と資金調達、さらにはIPOを目指す企業向けのコースです。一方、「社会インパクト創出&事業基盤構築コース」は、社会課題の解決に重点を置き、持続可能な社会貢献を目指す企業が参加します。
多様な取り組み:循環経済の未来像
参加企業は、多様な分野から集まりました。水平リサイクル可能なプラスチック容器の開発、デニム廃繊維からのインジゴ染料再利用、都市部での循環型農業モデル構築、AIを活用した粗大ごみリユースプラットフォーム構築など、その取り組みは実に多様です。
参加企業の取り組み例:
株式会社Ripples: 水平リサイクル可能なプラスチック容器による環境負荷低減
マイクロバイオファクトリー株式会社: デニム廃繊維からのインジゴ染料回収・再利用
合同会社渋谷肥料: 都市部を起点としたサーキュラーエコノミーモデルの実装
株式会社Seafood: テクノロジーを活用した水産業における資源循環型モデルの確立
株式会社Circloop: オフィス向けリユーザブルカップサービスの提供
株式会社4Nature: 自立分散型の食と資源の循環を目指す事業展開
Next Newman Networks 株式会社: サステナブル製品の購入・シェアリングプラットフォームの構築
静岡県立大学: 再生プラスチックへの新たな価値付与によるマテリアルリサイクルの推進
株式会社東芝: AIを活用した粗大ごみリユースプラットフォームの構築
ブルーバード: 家事代行サービス業を基点としたサーキュラーエコノミービジネスモデルの構築
有限会社GMGコーポレーション: 藻類を活用したCO2削減、循環型農業、化粧品原料開発
合同会社サイクラス: 衣類の修理やサーキュラーエコノミー支援事業
松江 明葉: 使用済み紙オムツのリサイクル、人材循環活用
株式会社ペーパーパレード: 知的財産権の問題を解決した屋外広告の再生利用
株式会社Gaiapost: 生分解性幼児用オムツの開発と堆肥化による循環型農業
李 哲揆: 生ごみ資源化による持続可能な社会の実現
強力な支援体制
プログラムでは、循環経済に精通する専門家、研究者、スタートアップ起業家らが講師、メンター、アドバイザーとして参加企業を支援します。8回の創業支援講義、専属メンターによる個別指導、中間・最終のDemo Dayを通して、事業開発を強力にサポートします。
東京、そして日本の循環経済を加速
『CIRCULAR STARTUP TOKYO』は、単なる創業支援プログラムにとどまりません。参加企業の成長を通じて、東京、そして日本の循環経済のエコシステム構築を加速させることを目指しています。参加企業の革新的な取り組みと、プログラムによる強力な支援体制が、持続可能な社会の実現に大きく貢献するでしょう。