17年連続シェア1位
2025-04-16 11:47:21

NTTテクノクロスのメール誤送信防止ツールが17年連続のシェア1位を達成

NTTテクノクロス株式会社が開発したメール誤送信防止ツール「CipherCraft/Mail」が、2024年のデロイト トーマツ ミック経済研究所の調査において、電子メール誤送信防止ツール市場において17年連続でシェア1位を獲得しました。同社が運営するこのツールのシェアは、なんと出荷金額の53.7%を誇ります。この快挙は、2007年度から続くものとして、業界内でも非常に注目されている結果です。

最近の調査によると、電子メール誤送信防止の必要性が増している背景には、情報セキュリティポリシーのガイドライン改定による自治体での対策の導入が進んでいることが影響しています。また、昨今の脱PPAPニーズの高まりも、電子メール誤送信防止ツール市場の成長を促進している要因の一つです。実際、2023年度の市場全体の出荷金額は前年同期比で114.3%増加を記録しています。

「CipherCraft/Mail」は、2003年から販売が開始されて以来、ユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスの改善を続けるとともに、技術的な進化を遂げてきました。特に近年は、AIを活用して人間では気づきにくい誤送信を検知する機能の強化にも力を入れています。2024年には、Microsoft Excelの添付ファイル内に含まれる非表示の個人情報など、見落としがちなリスクを検知する新機能の追加が予定されており、さらに進化を遂げる予感があります。

このように、自社製品の機能向上を図ることによって、NTTテクノクロスは今後もヒューマンエラーによる誤送信の防止に力を注ぎ、顧客や時代の要求に応じた対策を展開していく考えです。

CipherCraft/Mailの特徴


「CipherCraft/Mail」は、メール送信前の再確認を促したり、AI(機械学習)によってリスクを事前に検知することで、情報漏洩を未然に防ぐためのソフトウェアです。ユーザーが不注意で機密情報を誤って送信することを防ぐための多くの機能が搭載されています。また、このサービスは、近年のセキュリティのニーズに応じた柔軟性を持ったソリューションを提供しているところが大きな魅力となっています。自社の情報セキュリティを保護したいと考える企業にとって、このツールは非常に有効な選択肢となるでしょう。

まとめ


NTTテクノクロスの「CipherCraft/Mail」が17年連続で市場シェア1位を達成したことは、技術革新が進む現代において、企業が情報セキュリティをクリアするための重要な一歩を示しています。今後も、このような誤送信防止ツールの進化から目が離せません。具体的なニーズに適応したソリューションを通じて、さらなる業務の効率化と安全性の向上を期待されます。


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会社情報

会社名
NTTテクノクロス株式会社
住所
東京都港区芝浦3-4-1グランパークタワー 15階
電話番号

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