ウクライナ人道危機から3年、報告会を開催
日本赤十字社が主催する「ウクライナ人道危機から3年赤十字の活動報告会」が2025年2月19日(水)18:30から行われます。本報告会では、国際赤十字と協力し継続的に支援を行ってきた活動の成果や現地の情勢、今後のニーズの変化に焦点を当て、専門家の兵頭慎治氏を招いて解説をもとに、赤十字の取り組みを振り返ります。
報告会の内容
当日は、ウクライナの現地情勢の変化について、兵頭氏が紛争の背景や現在の状況、それらが人道支援に与える影響について詳しくお話しします。続いて、国際赤十字の支援制度や具体的な活動内容についても報告し、ウクライナ現地代表部からの活動報告も実施されます。
また、報告会後にはパネルディスカッションが予定されており、現地の職員が直面する課題や、今後の支援に向けての重点を話し合う機会も設けられています。オンラインでの参加も可能ですが、メディア関係者には直接の取材や囲み取材の機会も用意されています。
日本赤十字社の支援活動
日本赤十字社は、2022年3月から「ウクライナ人道危機救援金」の募金を行い、これまでに96億円以上の寄付を受け付けてきました。この中から50億2000万円を国際赤十字や関連機関に寄付し、周辺国や紛争地域における救援活動支援に充てています。
また、支援活動は現地のニーズに応じて様々な分野にわたっており、健康医療分野や社会福祉分野、緊急支援など、具体的なプロジェクトを展開しています。特に訪問リハビリテーションや、ICRCと連携した給水ポイントの設置など、地域に密着した支援が行われています。
参加方法
本報告会はMicrosoft Teamsを利用してオンライン開催されます。一般の方々はオンラインでの参加のみとなりますが、メディアの方々は対面またはオンライン両方の参加ができます。参加を希望される方は、指定のURLから事前登録が必要で、申込締切は2月19日(水)の12:00です。
結論
この報告会を通じて、ウクライナの人道危機に対する理解を深めるとともに、今後の支援活動に向けた重要な議論を展開していきます。ウクライナの現状や支援ニーズについて知識を深めたい方々には貴重な機会となるでしょう。ぜひ参加して、現地の状況に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。