LUSHのチャリティプログラムが1億ポンド達成
英国発のナチュラルコスメブランドであるLUSH(ラッシュ)は、2007年から続けているチャリティプログラムを通じて、寄付総額が1億ポンド(約200億円)に達しました。このプログラムは世界中の草の根団体や市民活動家の活動を支援するために設計されており、現在までに19,000件以上のプロジェクトに対して資金提供を行っています。そして、2023年の会計年度には売上総額の約1%を寄付するなど、社会課題に取り組む姿勢を強化しています。
LINSHの活動の多様性
LUSHのチャリティ活動は広範で、『チャリティポット』や『サンフラワーソープ』といった定番商品をはじめ、キャンペーン限定のチャリティ商品からの収益を利用して、多岐にわたる支援を行っています。具体的には、動物実験廃止を目指す「Lush Prize」、持続可能な開発を称える「Lush Spring Prize」といったプライズの授与も行っています。
チャリティ商品としての『チャリティポット』
このプログラムの中でも特に注目すべきは、共同創立者兼CEOであるマーク・コンスタンティンが開発した『チャリティポット』です。この商品はリリース時から非常に高い支持を受け、17,000件以上のプロジェクトへ7500万ポンド(約150億円)以上の助成金をもたらしました。また、寄付総額1億ポンドの75%はこの商品の売り上げによるものです。しかしながら、ラッシュは今後の方針を見直し、2024年9月をもって『チャリティポット』の販売を終了することに決定しました。
未来へ向けた新たな方針
『チャリティポット』が終売する一方で、LUSHは新しいチャリティ商品の販売を計画しています。例えば、現在販売中の『サマーフィーリングスライス ソープ』は、ガザとヨルダン川西岸地区の子どもたちのメンタルヘルス支援に寄付されます。また、近日中に発表予定の「キーストーンチャリティ商品(仮称)」は、優先的支援が必要な地域を対象とした資金調達を行うことを目的としています。
まとめ
LUSHのチャリティプログラムは、今後も社会課題に特化した支援を続けていく姿勢を強化し、寄付の輪を広げることを目指します。さらに、日本国内でも2024年8月29日から9月4日まで感謝のキャンペーンを実施し、ラッシュのチャリティプログラムに関わる全てのステークホルダーに感謝の気持ちを伝える活動を行う予定です。これにより、LUSHは確かな信念のもと、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを推進し続けます。
詳細については、LUSH公式サイトをご確認ください。