老後資金の新常識
2025-11-22 09:49:37

老後資金の新常識:55歳からつくる2500万円の方法とは

2000万円ではもう足りない時代



2025年11月21日、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンから、老後資金に関する新しい考え方を示す書籍『これだけ差がつく!老後のお金 55歳から15年で2500万円をつくる』が発売されました。著者は特定社会保険労務士でファイナンシャル・プランナーの首藤由之氏。この書籍は、貯金だけでは老後破産のリスクが高まるという警鐘を鳴らしています。

なぜ貯金だけが危険なのか?


本書では、現代の老後は「インフレ」と「長生きリスク」にさらされる状況にあることが指摘されています。具体的には、これから物価が上昇するインフレが続く中、貯金だけで老後に備えることは到底無理だとされています。例えば、80歳、90歳を過ぎても健康で長生きすることが増える中で、貯金が徐々に減ってしまうこの恐怖は、多くの人に共通する不安となっています。

3つのお金を活用する新時代


本書では、老後の備えをトータルに考えるべきだとし、「3つのお金」という新しいアプローチを提案しています。まず第1のお金、つまり「ちょい働き」です。65歳以降でも働くことで生活の質を保ちながら金銭的な支援も得られると解説しています。

次に、第2のお金として紹介されているのが「年金の繰下げ」です。年金を受給できる年齢を70歳に伸ばすことで、受け取る金額が1.42倍に増加し、75歳まで延ばすと1.84倍にもなります。これは、65歳の時点で月25万円の年金を受け取る場合、70歳では35.5万円、75歳では46万円に達するといいます。

最後に、第3のお金は「ほったらかし投資」です。iDeCoやNISAを活用し、長期的かつ分散的な投資を行うことで、老後資金を育成する手法です。特に55歳から75歳という20年間は、この「ほったらかし投資」にとって極めて重要な期間とされています。

こんな人におすすめ


この書籍は、50代で老後に不安を感じている方々に特にお勧めです。教育資金や住宅ローンが一段落したものの、老後資金に対して心配がある方、iDeCoやNISAに興味があるが実行に移せていない方、自分が受け取れる年金について不明なことが多い方に対して大変役立つ内容が詰まっています。

目次


本書は全6章に分かれており、各章ごとに具体的な資金計画や年金戦略について詳しく解説されています。特に、第4章では「年金戦略は夫婦で考える」ことが強調されており、家庭全体での老後資金作りが求められます。

最後に


老後資金の準備は早ければ早いほど良いと言われていますが、実際には多くの人が手を付けられていないのが現実です。本書は、まさにこのカオスな時代において、2025年以降の老後に向けて必要な知識を身につける手助けをしてくれる一冊です。老後不安を抱えるすべての方々が手に取ってほしい内容になっています。

さらに詳しい情報や書籍の購入は、以下のリンクからご覧ください。

書籍情報


  • - タイトル:『これだけ差がつく!老後のお金 55歳から15年で2500万円をつくる』
  • - 発売日:2025年11月21日
  • - 刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • - 仕様:新書/240ページ
  • - ISBN:978-4799332153

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会社情報

会社名
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
住所
東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 11F
電話番号
03-3237-8321

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